今年度最初の防災訓練を行いました。今日の訓練は、火災を想定した緊急避難訓練です。子どもたちが遊んでいる最中にサイレンが鳴ると、子どもたちは教室の中へ。初めて訓練を経験する年少組だけは、教室の中で先生と一緒にサイレンの音を聞きました。「この音が聞こえてきたらね‥‥」先生のお話に、年少組の子どもたちも真剣に聞き入っていました。

玉川学園は、幼稚園生から大学院生までが通う総合学園です。万が一に備え、大規模災害時に園児・児童・生徒・学生・教職員が学内で避難生活をする状況を想定して、３日分の食糧・飲料水の他、毛布やトイレなどを学内に設置したコンテナに保管しています。また、学内ネットワーク「CHaT Net（Children,Homes and Teachers Network）」は、緊急時における各家庭への連絡手段としての備えでもあります。

災害対策とは、様々な災害を想定して、子どもたち自身が自分の身を守る方法を学ぶこと。また学校として安心と安全のための環境づくりを推進すること。こうした両輪によって成り立つものと考えています。