年少さんが、お買い物にきました。今日は、年中組のお店屋さんがオープンする日だったのです。ごっこ遊びの盛んな年中さんたちが、「ちいさい、うさぎぐみ、りすぐみのために」と、いつも以上に張り切って準備をしたお店屋さんごっこでした。並んだお店は、アイス屋さん、携帯電話屋さん、ジュース屋さん、クッキー屋さんです。グループの仲間と協力して、アイス屋さんでは、いつもよりいろんな色で、いつもよりも真ん丸に丸めて、いつもよりも美味しそうに作りました。

買いに来た年少さんたちに喜んでもらえて、年中さんたちにも笑顔の花が咲きました。「ありがとう」と、年少さんたちも満面の笑みです。手に入れた携帯電話で、年少さんたちの新たな遊びも始まりました。子どもたちにとっては、やりたい遊びが実現すること＝夢の実現です。そして、工夫しながら自発的に遊び続ける力は、やがて主体的に学び続ける力につながっていくと考えます。今日実現した遊びを通しての達成感、満足感は、新たな「遊び＝学び」を生み出す原動力になっていくことでしょう。