大好きな幼稚部に大好きな先生、お友だちと一緒にお泊まりしたら楽しそうだね。幼稚部お泊まり会に向けて、年長園児たちが相談を始めたのは6月の初旬でした。「夜寝る時のお布団はどうしよう？」「食事やお風呂は？」「自分のこと、自分でちゃんとできるかな？」、子どもたちからさまざまな声があがります。こうして、食事グループ、お布団グループ、お風呂グループ、おやつグループの４つのグループで話し合いが始まりました。

みんなで幼稚部に泊まるという大きな目標に向かって、準備を進め、自分でできることを増やし、お泊まり会の当日を迎えました。お食事は学内にある学食に、お布団はお布団屋さんにお願いしました。おやつは近所のスーパーでお買い物、お風呂は町田のお風呂屋さんへバスで出かけることになりました。

全てを大人が準備してしまうのではなく、子どもたち自身が知恵と力を合わせ、自分たちの手で作り上げてきたお泊まり会。アクティブラーニングを通して協働性を高め、実体験を経て個々の自信を深めることができました。何よりも、大好きな幼稚部でのお泊まり会は、一人ひとりの心に残る楽しい思い出となったようです。