中学部・高等部の教育
「夢」を抱く年代で多くの本物と出会える中学部
将来、どんな仕事をしようかな、こんな大人になりたいな……。
小学校高学年から中学生にかけての時期は、子どもたちが自らの将来像を思い描き、興味や関心の世界を大きく広げていく大切な成長期です。だからこそ私たちは、この時期にできるだけ多くの「本物」と出会わせたいと願っています。流行に左右されず、長い年月をかけて磨かれてきた確かな知識や技術、そして人としての在り方に触れる経験は、努力の尊さと探究する喜びを静かに、そして力強く教えてくれます。
中学部の入口には、聖書ルカによる福音書の「イエスはますます知恵が加わり 背たけも伸び そして神と人から愛された」という聖句が掲げられています。これは玉川学園の教育理念である「三育並進(徳育・知育・体育)」の精神とも深く響き合い、徳・知・体の調和ある成長の大切さを象徴的に示すものです。
創立者小原國芳が提唱した「全人教育」とは、人間文化のすべてを包含し、徳・知・体の調和ある人格を育む教育です。玉川の丘には、学問や芸術、自然豊かな環境や国際交流など、多様な学びの場が広がっています。本物に触れて、感じて、表現する経験を重ねながら、自らの力で未来を切り拓く第一歩を、ともに踏み出してまいりましょう。
中学部長 土屋 和彦
「人生の開拓者」として、夢の先へ
高等部の3年間は、中学校までで培った学びの基礎をさらに「深化・進化」させ、自らの意志で将来を「選択」していく重要なステージです。玉川教育が長年大切にしてきた「自学自律」の精神を土台に、状況を分析し、自律的に意思決定を下す力の育成を目指します。こうした資質は、変化の激しい国際社会において「人生の開拓者」として生きるための不可欠な基盤となります。
「本物を、五感で」捉え、世界基準の探求で可能性を一生ものに
広大なワンキャンパスという環境を活かし、事象を「感知・思索・体現」するプロセスを重視します。この「本物を、五感で」捉える実体験が、SSHやIBの理念に基づく高度な探究学習と結びつきます。AIをはじめとする先端技術を、思考を深めるための強力なパートナーとして使いこなし、世界の課題を「自分のこととして」捉えて挑み続ける姿勢を育みます。未知の問いに対し、自らの知性と最新のテクノロジーを掛け合わせる経験こそが、夢を具現化し「可能性を、一生ものに」変えていく確かな原動力となります。
「玉川しぐさ」を通し、深みと丸みのある大人へ
知性のみならず、な玉川の生徒としての立ち振る舞い「玉川しぐさ」を大切にしています。信念を持ち自ら律して動く、周囲を察しさりげなく寄り添う、場を整え心地よさを創り出す。こうした日々の姿勢を通じ、人としての「深み・丸み」を究め、社会のなかで調和を生み出しながら貢献できる豊かな人間性を育みます。
真・善・美・聖・健・富の6つの価値を調和的に創造する「全人教育」の理想は、こうした日々の学習や活動のすべてに息づいています。この豊かな人間形成の土台があるからこそ、生徒たちは自らの手で未来を描き、困難をも楽しみながら切り拓いていく「人生の開拓者」へと成長していくのです。私たちは学校一丸となって、その力強い歩みを支え続けます。
高等部長 中西 郭弘





