玉川学園には、臨床心理士の資格を持った４名のスクールカウンセラーが担当する「生徒相談室」があります。１１月８日（水）、７年生を対象に、クラスごとにスクールカウンセラーによる特別授業が行われました。「エゴグラムで見る自分のこころ」と題された授業では、まずエゴグラムの質問に「はい」「いいえ」で答えて、自分の性格の振り返りをしました。「はい」の数によって、CP（きびしい自分）、NO（やさしい自分）、A（大人な自分）、FC（自由な自分）、AC（合わせる自分）の数字が出ます。この結果に良い悪いはなく、数字がバラバラでも、それぞれの数字をグラフでつないだ形がどのような形でもＯＫだそうです。自分で低いなという数値を上げたいと思った時の、具体的なことばや行動のヒントも示されました。自分がわかっている「こころ」は氷山の一角だそうで、生徒達から「客観的に観ることで、自分の知らなかった性格に気づけて良かった」という感想が出ました。中学生は心も身体も脳も大きく成長する時期です。自分の「こころ」を振り返る今回の授業は、生徒達の今後に大きなプラスになることでしょう。