12年生の岡田萌さんが、「国連WFP協会のエッセイコンテスト」で最優秀賞を受賞!
このたび、国連WFP協会が主催した『WFPチャリティーエッセイコンテスト2017』において、12年生鹿野組の岡田 萌さんが最優秀賞となるWFP賞を受賞しました。
国連WFPは飢餓のない世界を目指して活動している国連の食糧支援機関です。
12年生の公民科の選択科目でもある「ワールドスタディーズ」は、メディアや貧困、外交など国際的な諸問題について考察を行う授業で、その一環として作品を応募しました。今回のコンテストの応募作品は約2万点。1作品につき、途上国での給食4日分にあたる120円を、4社の協力企業から寄付を行う形となっています。

最優秀賞を受賞した岡田さんの作品は、『ありがとうの味』というタイトルで、遠足のお弁当についてお母さんとの思い出を綴ったものです。岡田さんは授賞式で「このような賞を頂いて光栄です。自分のエッセイが人の助けに少しでもなれると思うと嬉しいです。高校生活の大きな財産となりました」と語っていました。また、ワールドスタディーズの授業で、WFPの活動についても事前に学んだ上で、エッセイを書くことができたことも良かったと話してくれました。
10月13日の授賞式では、審査員長(プレゼンター)で国連WFP協会顧問/音楽評論家・作詞家の湯川れい子さんから表彰状が贈られました。なお、授賞式には出席されませんでしたが、特別審査委員として、女優の竹下景子さん、広瀬すずさん、冒険家の三浦雄一郎さんも、選考に携わられました。
WFP(国連世界食糧計画)日本事務所代表の焼家直絵さんは、このエッセイコンテストで配られる給食は、その給食を作る地域経済にも良い影響を与えているとおっしゃっていました。今後も多くの玉川の生徒が、このエッセイコンテストに参加し、それが少しでも途上国の助けになるよう続けていきたいと思います。
以下の通信社のHPで、授賞式の様子が配信されています。ぜひご覧ください。
朝日新聞デジタル(共同通信配信記事)
http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/Ckprw201710136840.html
