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ファースト・レゴ・リーグ(FLL) Challenge 2022-2023全国大会にて、ロボット部が部門4位入賞と大健闘!

2023.03.09

玉川学園ロボット部のチーム「TRC9」は、2月19日(日)東京大学本郷キャンパスにて行われた、ファースト・レゴ・リーグ(以下FLL) Challenge 2022-2023全国大会に出場。「コアバリュー」プレゼンテーション部門で4位入賞と大健闘しました。

FLL Challengeとは9~16歳を対象にしたレゴ(R)のロボット専門の大会であり、ロボット競技と3種類のプレゼンテーション(コアバリュー、イノベーションプロジェクト、ロボットデザイン)の合計点を競い合う競技で、世界110か国で開催されている大会です。

毎年大会のテーマが定められ、その課題に向けて、児童・生徒たちがしのぎを削ります。
今年のテーマは、"Super Powered"。競技への取り組みを通じて、エネルギー問題について学び、改善策を提案することを課題として提示されました。

玉川学園ロボット部のチーム「TRC9」は、ルールが発表された9月からすぐに取り組み始め、地区予選会(12/17)を目指しました。エネルギー問題の現状認識の一環として、玉川学園の状況を調査。玉川学園のエネルギーを統括している総務部管財課の協力のもと、普段では立ち入ることのできない受電監視室を訪問し、共同溝などの施設見学と電気をはじめとするエネルギー使用量を担当者から話を聞きました。
エネルギー使用量削減は、玉川学園だけの問題ではなく、世界の喫緊の課題です。現状からなにかできることはないかと、チーム「TRC9」は、新たな電力を生み出すことを検討。さまざまな方策を試行錯誤していくなかで、「ゼーベック効果」という2種類の金属の両端を接続して温度差を与えると電流が発生する現象があることを知ることになり、その活用をベースとした発表を行いました。地区予選会では、このプレゼンテーションも評価され、全国大会への切符を手にしました。
「地区予選の閉会式で全国大会出場チーム一覧がスクリーンに映し出されるのですが、TRC9の名前を発見した時は、チーム全員が息を呑み、一瞬ののちに大歓声を上げました」と指導の有川教諭はその時の様子を振り返ってくれました。
全国大会に向けては、ゼーベック効果の専門家にお願いして2度のオンラインレクチャー、実際に実験装置を作っての電流測定をするなど、研究の成果を積み上げていきました。ロボット競技のほうもFLLの年齢が低いカテゴリー大会会場でのロボットデモンストレーションに立候補し、実践の場から得た経験をもとに改善を重ね、大会直前まで得点アップを狙い、修練していきました。

その結果、全国大会当日のロボット競技では、予選会同様、3ラウンド毎回得点を上げ、最終的に280点を獲得し、全国19位を獲得。プレゼンテーション部門では、第4位という高評価を得ることができました。

約5年ぶりの全国大会出場で、好成績を収めた玉川学園ロボット部。先日行われた玉川学園展ペガサス祭でも、多くの来場者に自分たちのロボットの性能やエネルギー問題についての研究内容を披露して、来場者から称賛の言葉を受けていました。
今後も玉川学園ロボット部の活動をぜひご注目ください。

<全国大会・ロボット競技の様子>

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