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玉川学園高等部野球部の生徒と特別支援学校等の生徒が野球で交流

2023.11.30

10月28日(土)、玉川学園高等部野球部の生徒と特別支援学校や特別支援学級に通う生徒が、玉川学園 大グラウンドで硬式野球を通じた交流を行いました。これは、玉川大学教育学部阿部隆行准教授が代表を務める「甲子園夢プロジェクト」の一環で行われたものです。玉川学園から野球部員約10名と、玉川大学からは阿部准教授のゼミ生や、同教授が指導を担当する公認サークル「玉川トレーナーチーム」に所属するメンバーが参加しました。

この「甲子園夢プロジェクト」は、特別支援学校の生徒らが野球に触れる機会を増やし甲子園挑戦を応援するものです。全国から集まった仲間たちと、全国の高校野球部の協力を得て、野球練習を通じた交流を毎月1回のペースで実施しています。このプロジェクト出身の生徒が、甲子園県大会に出場する例も少しずつ増えてきているそうです。

当日は、17名の特別支援学校等の生徒が集まりました。関東近郊を中心に、愛知県からも参加がありました。練習は、野球部の生徒がマンツーマンでサポートし、大学生も一緒に参加しました。ウォーミングアップから始まり、キャッチボールやバッティングなどを行いました。バッティング練習にはプロジェクトのメンバーでもある元千葉ロッテマリーンズの荻野忠寛投手が参加し、生徒たちは元プロ野球選手の球でバットを振る貴重な体験をしました。その後、プロジェクトのメンバーを中心にティーボールで試合形式の練習を実施し、思いっきり野球を楽しみました。練習終了後は、お互いにコミュニケーションを取りながらグラウンド整備を一緒に取り組む姿が、この交流会の成功を物語っています。

高等部野球部顧問の阿部恭平教諭は「プロジェクトの皆さんと一緒に練習する機会を得て、部員にも良い影響となりました。最初は少し緊張していましたが、野球が好きな気持ちは共通だったのですぐに仲良くなれました。今後も定期的に交流していきたいです」と感想を述べました。

教育学部阿部隆行准教授は「今回、学生からの発案で名札を用意し、名前で呼び合うことによってコミュニケーションがスムーズになったと感じました」と振り返りました。野球に詳しくない学生も含め、みんなで楽しく活動できたそうです。「プロジェクトのメンバーと一緒に練習したことで、野球の楽しさを再び実感できたと感想を話してくれた学生や生徒たちが多くいました。この取り組みを応援してくれる団体を増やして、さらに広げていきたいです」と続けました。

野球をきっかけにつながった特別支援学校等の生徒と玉川学園の生徒たち。お互いの健闘を祈りながら、また会える日を楽しみにしていることでしょう。

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