【速報】高等部自由研究物理学 11年生が令和7年度「パテントコンテスト」で文部科学省 科学技術・学術政策局長賞を受賞!
令和7年度「パテントコンテスト」に、11年生新倉里咲さんの作品が優秀賞(特許登録出願支援対象)および特別賞にあたる文部科学省 科学技術・学術政策局長賞を受賞しました。
全国から寄せられた605件の応募の中から、本校高等部の生徒が優秀賞に選出され、さらにその中でも極めて高い評価を受けた作品に贈られる特別賞を受賞するという快挙を成し遂げました。
新倉さんには今後、主催者側の費用負担により、指導弁理士による出願書類の作成支援や、特許出願事務手続きのサポートが提供されます。専門家の助言を受けながら、自らの発明を権利化するまでの高度なプロセスを直接体験する予定です。
また、表彰式では特別賞受賞者として、発明の課題や解決方法についてプレゼンテーションを行う機会も設けられており、自身のアイデアを広く発信することとなります。
本校高等部において知的財産教育への関心が高まった背景には、玉川大学工学部による長年の先駆的な取り組みがありました。工学部デザインサイエンス学科では、黒田潔教授や平社和也講師のご指導のもと、2017年度から本コンテストへの挑戦を継続しており、毎年「STREAM Hall 2019」のメーカーズフロアを活用して優れた成果を上げています。
こうした大学生たちの活躍と先生方の熱心な活動を身近に感じたことが、高等部が知財教育を導入する大きなきっかけとなりました。大学での実績をロールモデルとすることで、中等教育段階からの知的財産の権利化という新しい学びの形が動き出しました。
優秀賞・文部科学省 科学技術・学術政策局長賞
- 新倉里咲(11年)
「人工眼球」





