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読書のアニマシオン

親学講座

2012.05.24

「ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします」※1をそれぞれが読み終えた後に、ゲームが始まりました。本との仲介役であるアニマドールから登場人物の持ち物が描かれたカードが配られ、それが誰のものだったかを答えます。「ピンクのズボン」や「まじゅつの本」…。今読んだばかりのお話ですが、「え~っと……」。

「三つのお願い」※2では、質問カードが配られ、それに答えます。「友達の名前は何でしたか?」「どんなお願いでしたか?」等々。今読んだばかりのお話ですが、「え~っと……」。

これはアニマシオンの作戦の一つ「これ、だれのもの?」と「物語を語りましょう」です。答えの確かさを競ったり、優劣をつけたりするものではありません。質問の答えがあやふやな場合、「お願い、もう一回読ませて!」という声が必ずあがります。この悔しさが「もっと深く読みたい」気持ちを強くします。

  • 読書へのアニマシオンとは、スペインで生まれた読書教育法です。アニマドールと呼ばれる子どもと本の仲介役のもと、創造的な遊びを通して子どもの読む力を育みます。今回は玉川学園MMRCの司書教諭がアニマドールを務めました。
  • 1「ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします」佐々木マキ作 絵本館
  • 2「三つのお願い」ルシール・クリフトン作 あかね書房

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