ラップを通した日米交流~アイシャ・フクシマさん来校

2012.11.12

アイシャ・フクシマさんは、ヒップホップという文化と音楽を通して人々と交流し、様々な社会問題にポジティブなメッセージを送る活動を世界各国で続けているアーティストです。

アイシャさんは、RAP(ラップ)とART(アート)とACTIVISUM(アクティビズム)を掛け合わせて、自らの活動を、”Raptibisum(ラップティビズム)”と名付けています。

今回の来日ツアーは、米国大使館が主催しており、大阪、京都とあわせて、唯一の東京公演として、玉川学園でのライブが開催されました。

ライブの中でアイシャさんは、「テストで同じ答えを書いても、私の答えは評価されないこともあった」と、差別に関する自らの体験談等を交えつつ、圧倒的な歌唱力で命を輝かせて生きることの大切さを訴えました。
また、英語劇部やダンス部とのコラボレーション、飛び入りの生徒とのラップの掛け合いなど、生徒と一緒に場を作り上げていき、まさに、ラップを通して交流するステージを実践されていました。

アイシャさんは、"ヒップホップカルチャーは危ないもの"というような誤った偏見があるが、実際には、人々をつなぐような文化的な広がりのある健全なものであり、活動を通して正しい理解と認識を広めていきたいともお話されていました。

偏見や差別に対して鋭い眼差しを持ったアイシャさんの音楽が種となり、玉川の生徒達の意識の中でいつか花開くことを、願わずにはいられません。

アイシャ・フクシマ略歴

歌手、教育者、作家、そしてラップティビスト。フランス、日本、モロッコ、イギリス、南アフリカ、セネガル、インド、そしてデンマークに住んだ経験があり、それぞれの地域でのヒップホップ界で活躍をする。アーティストとして、今までに伝説的な音楽家と言われる、Bootsy Collins, The StylistcsやJames Brownと共演する。最近の活動としては、国務省からの依頼で、カザフスタンを訪れ、多くの若者に音楽の楽しさを知ってもらった。音楽をとおして、世の中のことを考える力を持ってもらいたい、というのが希望である。Whitman Collegeでリトリックと映像を学ぶ。現在は、カリフォルニア在住。