バベルの塔 The Tower of Babel

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本学設置の理由・由来
旧約聖書に登場するバベルの塔のエピソード。神の領域に到達しようとする人間の傲慢さが神の逆鱗に触れ、破壊したというものです。巨大な建築物は人間のおごりの象徴とされています。現代の科学の進歩は目覚ましいものがあります。その一方で、科学は万能ではないことも自覚しなければなりません。この絵は学生たちに対し、科学技術の進歩におごることなく、自然の摂理や人を超越した存在を常に意識しながら研究活動を進めてほしいという願いが込められています。
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場所 STREAM Hall 2019 2F
作者 ピーテル・ブリューゲル(父) (1526頃-1569)
所蔵 美術史美術館(オーストリア)