経営基盤
経営基盤の質保証
社会環境の急激な変化と教育・研究の多様化、高度化が進む中で、私学が今後とも社会的に高い評価を得てゆくためには、教育研究活動のさらなる発展と施設設備の充実を図っていかなければなりません。それには多くの資金が必要となります。
しかし、少子化と補助金の減額によって収入増が期待できないだけでなく、昨今の経済状況を考えると収入増を図るにも限界があり、こうした資金需要の増大は、私学の経営基盤を揺るがしかねない課題となっています。
このような中で、収入で支出を賄えなかった赤字の私立大学は増加しており、私学の経営は年々厳しさを増しています。本学がこのような競争の時代を生き抜いてゆくためには、経営状況の改善だけでなく、教育・研究面においても高い評価を得てゆかなければなりません。
本学では、K-12教育・大学教育・大学院教育・学術研究におけるビジョンの実現のために、それらと連動して「安定した財政基盤の構築」を図ります。
これらの取り組みを実践することにより、持続的に「経営基盤の質保証」を行い、管理運営におけるTamagawa Vision 2020として掲げた目標を達成していきます。
- 人事政策の確立と教職員の資質向上
- 組織の活性化とステークホルダーとのコミュニケーション強化
- 将来を見据えた施設・設備の整備(Campus Master Plan 2011-2020)
- 安定した財政基盤の構築