玉川大学・玉川学園Webサイト
IEサポート終了のお知らせ

玉川大学・玉川学園webサイトTOPページリニューアルに伴い、Microsoft 社の Internet Explorer(以下、IE)のサポートを終了いたしました。本学園が運営するサイトをIEで閲覧した場合正しく表示されない恐れがございます。
皆様にはご不便をおかけしますが、別のブラウザを利用しての閲覧をお願いいたします。

小原 哲郎

前名誉総長

小原 哲郎

1921(大正10)年生まれ。慶應義塾大学卒業後、父國芳の教育事業を助けるべく、1951年より玉川学園に奉職。文学部教授を皮切りに、1973年玉川学園理事長、玉川大学学長、玉川学園女子短期大学学長、玉川学園学園長に就任しました。創立者の没後、その夢を受け止め、教育のための人材、施設、経済的土台を磐石なものとするために尽力し、玉川学園と生涯をともにしました。「やればやれることを、やらないのは罪」と、玉川教育の幹をさらに揺るぎないものとし、枝を伸ばし、葉を繁らせて姿を整えました。「学園の将来の盛衰の鍵は教育研究の如何にある」と考え、一貫教育体制の中での教育理念の構造化、教育実践活動における方法論の検討、教育研究体制の確立、カリキュラム再編などに加え、教育の基盤である研究の充実を図るため、玉川学園学術教育研究所を設立、大学院では農学研究科と工学研究科に博士課程後期を設置しました。1976年には、カナダ・ブリティッシュコロンビア州ナナイモ市に「カナダ・ナナイモ校地」を開設、国際教育を時代にマッチさせた形で実践しようとしました。「教育は単なる精神論のみではできない、めざす教育の場にふさわしい条件の整備が不可欠」として、中学部校舎や記念グラウンド、記念体育館など教育環境の充実にも取り組みました。明日への夢を描き続け「初代は器を作る泥を運んできた、2代目は泥をひねって器を作り、何でも好きなものを入れなさいと差し出した、それに何を入れるかは、次の世代が考えること」と述べた言葉の中に、玉川学園の高い志を受け継ぐ歴史が現れています。

シェアする