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2009年・夏 熱中症を防ごう!

熱中症とは、暑さの中で起こる障害の総称です。体育やスポーツ活動中など身近なところで起きています。熱中症は大まかに次の3つに分けられます。

  1. 熱けいれん…大量の発汗があり、水のみを補給した場合に起こりやすい。
  2. 熱疲労…脱水により、全身倦怠感、脱力感、めまい、吐き気、嘔吐、頭痛などの症状が出る。
  3. 熱射病(重症)…体温調節が破綻し、高体温、意識障害になる。死亡に至る危険性が高い。

熱中症にかかりやすい者は、体力の弱い者(新入生や新人)、肥満の者、暑さになれていない者、体調の悪い者です。
熱中症の起こりやすい環境は、梅雨明け直後(まだ暑さになれていない)、気温は高くなくても湿度が高い時です。

次のことに気をつければ、熱中症は予防できます。

  • 睡眠不足、疲労、風邪、発熱、胃腸障害、下痢、便秘など体調を崩している者や体力の弱い者、肥満、暑さになれていない者は運動を軽減し、運動中は特に注意をする。
  • 運動はなるべく涼しい時間帯に行うようにし、こまめに水分をとる。汗には塩分も含まれているので、市販のスポーツドリンクを利用するのもよい。
  • 暑さになれるまでは、短時間で軽めの運動から始め、少しずつ暑さにならしていく。
  • 服装は、吸湿性や通気性のよい素材のものを選び、直射日光は帽子で防ぐようにする。防具をつけるスポーツ(剣道、アメリカンフットボールなど)は、休憩中に防具や衣類をゆるめ、熱を逃がすようにする。
  • 児童・生徒がスポーツをする場合は、周囲の大人や指導者が、きちんとスケジュールを管理し、休憩時間をとることも大切なことです。

以上のことを気をつけていても、体調が悪くなったらすぐに運動を中止して、休息、冷却、水分補給など適切な応急手当てをし、意識がない場合はすみやかに119番通報をし、救急搬送を要請して下さい。

玉川学園健康院長

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