2021年・春 新型コロナウイルス感染症について-大学生活における注意-
いよいよ新学期が始まりましが、新型コロナウイルス感染症では、変異株感染者が従来株による感染者数を凌駕する様相を見せ、全国でも再度感染拡大傾向となっています。
変異株は従来株より感染が広がりやすく、比較的若年層の患者にも重症化するケースが見られているようです。皆さんの年代では、従来株では軽症例が多く見られたとはいえ、隔離・行動制限などで授業や部活を休まなくてはならず、また、変異株感染では、周囲の友人や家族に感染させるリスクもさらに高まります。また、昨年度の大学生感染者のヒアリングでは、人によっては発熱やつらい頭痛・倦怠感が続いたり、特に嗅覚・味覚障害が長く続くケースが多く見受けられました。
学校で感染しない・感染を広めないために注意すべきこと
- 自身や家族に感染が判明した場合、濃厚接触者となった場合は、授業運営課に連絡すること。
授業など学修への影響を最小限とするため、できるだけ早く連絡をしてください。 - 自身の発熱・体調不良、または、同居している家族の体調不良時は、迷わず学校を休むこと。
毎日、健康観察票を付けましょう。体調不良時(同居しているご家族も含めて)は、登校せずに授業運営課へ連絡してください。保健センター健康院の看護師等のヒアリングを経て、オンライン授業への振り替えや、公欠の手続きがなされます。 - 学内での体調不良時は、無理せず、早めに教員や、最寄りの事務職員に相談を。
当日の残りの授業について配慮を受け、帰宅することが可能となります。その場で休養が必要な場合も、教職員の指示に従ってください。 - 手洗い・手指消毒の励行、マスクの着用、3密を避け、換気を確かめること。
「感染しない、させない」ための基本行動です。教室では、窓や入口開放など、換気がなされています。各校舎入り口、教室には手指消毒用アルコール、机の消毒液が備えられています。 - 食事中は特に3密・会話に注意を。
マスクを外すため、食事中には最も飛沫感染が起こりやすくなります。食事の時は、人との距離(2m)や「黙食」を守りましょう。
なお、昼夜逆転や食生活の乱れは、免疫力を落とし、感染しやすく、重症化しやすくなります。規則正しい生活を心がけてください。皆さんに、玉川大学の学生であるという誇りと、思慮ある行動を求めます。