スタッフ便り
vol.4 2025.12.22
冬に流行る感染症と免疫力
寒さが本格的になり、学内でも体調不良の人が増えています。
「気合で乗り切る」「若いから大丈夫」…本当にそうでしょうか?冬は免疫力が下がりやすく、感染症にかかりやすい季節。冬に注意したい感染症と、免疫についてお話します。
なぜ冬に感染症が流行するのでしょう?

- 低温・低湿度 ウイルスにとって、寒く、空気が乾燥する冬は最適な環境です。ウイルスによっては、空気が乾燥すると水分が蒸発して比重が軽くなるため、空気中に浮遊して伝播しやすくなります。
- 免疫力の低下 寒さの為、体温が低くなり代謝機能が低下すると免疫力も低下します。また、本来粘液でウイルスの侵入を防いでいる鼻やのどの粘膜が乾燥によって傷み、ウイルスの感染が起こりやすくなります。
- 年末年始や冬休みで生活リズムが乱れやすくなります。
- 人が集まる機会が多く、換気が不十分になりやすいです。
冬に注意する感染症
- インフルエンザ
症状:突然の38度を超える高熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感、咳、のどの痛み
潜伏期間:1~3日
飛沫・接触感染で広がります - 新型コロナウイルス感染症
症状:発熱、咳、咽頭痛、鼻水、全身倦怠感など風邪症状、味覚嗅覚障害 無症状で経過する人もいます。
潜伏期間:2~7日
飛沫より小さいエアロゾルという水分を含んだ粒子を吸い込むことで感染します。換気が不十分で混雑した室内では感染が拡大するリスクがあります。 - 感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)
症状:嘔吐、腹痛、下痢、軽い発熱などです。
潜伏期間:24~48時間
脱水を防ぐために経口補水液(OS1など)やスポーツドリンクで水分や電解質をこまめに摂りましょう。嘔吐物や下痢便を介して感染しますので、汚物の処理をする際は、手袋、マスクをして感染を防ぎ、次亜塩素酸消毒をしましょう。
感染症の予防策
- 生活習慣を整え免疫力を落とさない
6~7時間の睡眠
バランスの良い食事(タンパク質+ビタミン)
適度な運動 - 手洗い・手指消毒
- マスクの着用
- 室内の湿度を保つ(50~70%)
- 少し変だなと思ったら早めに休む
いざという時の為に備えておけると良いですね
□体温計 □不織布マスク □経口補水液やスポーツ飲料 □インフルエンザ・新型コロナウイルス検査キット □備蓄できる食料品(レトルトのお粥やうどん・即席スープ類・インスタント食品・ゼリー飲料など)□冷却シート □ビニール袋 □使い捨て手袋 □使い捨て容器 □消毒液(アルコール消毒や※塩素系漂白剤)
- ノロウイルスはアルコール消毒が効かないので、家庭用塩素系漂白剤を希釈して使用。
あなたとあなたの周りの大切な人を守るために感染症予防対策に取り組み、元気にこの冬を乗り切りましょう。