シュヴァイツァー資料

シュヴァイツァー(Albert Schweitzer 1875~1965)は当時ドイツのアルザスに生まれ、神学者、哲学者、音楽家、医者として活躍した。特にアフリカのガボン共和国ランバレネに病院を設立し、現地の人々の救済に後半生を捧げたことは有名である。1952年にその功績からノーベル平和賞を受賞した。

本館が所蔵する資料はシュヴァイツァー病院で医者として勤務した故高橋功御夫妻から寄贈を受けたものである。そのうちシュヴァイツァー遺愛の品や病院関係の資料、ガボン共和国民族資料などは本館で、シュヴァイツァーの著作・研究書、アフリカ関係文献は玉川大学図書館で所蔵している。
(エントランスホール)
シュヴァイツァーの遺品


ペン拭き、定規、ペーパーナイフ
シュヴァイツァーの手形 石膏、長さ23.0cm(左右とも)

この手形はシュヴァイツァーの生前にロダンに師事した彫刻家フリッツ・ベーンが型取りしてつくったもので、オルガン演奏しているポーズをとっている。