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2019年・冬 食中毒・感染性胃腸炎について

冬期は感染性胃腸炎の患者報告数が増加する季節です。

最近当院では、居酒屋で焼き鳥を食した学生数名に下痢・嘔吐などの食中毒症状を認めました。これらは、キャンピロバクターによる食中毒、つまり細菌性感染性胃腸炎の症状と考えられます。ユッケなどの生肉には病原性大腸菌類が、生の鶏肉にはキャンピロバクターが多く検出されます。生の魚介類からのノロウイルス性食中毒もよく知られています。普段から、外食などで肉や魚介の生食は避けるようにしましょう。

また、ノロウイルス*は、接触によりヒトからヒトへも感染しやすいことが特徴です。非常に感染力の強いウイルスで、冬季に流行する傾向があります。集団感染を防ぐためには、一人ひとりが正しい手洗い等を徹底し、感染予防に努めることが大切です。感染予防についての詳細は、下記のリンクより「ノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒に注意」を参照してください。

学校での集団感染を防ぐためにも、まず家庭内の二次感染を防ぐことが重要と考えられます。家族が感染性胃腸炎にかかったら、手洗い等の感染予防を徹底して、できるだけ二次感染を防ぎましょう。また、もしかかってしまった場合、下痢などの症状が強い時期は自宅で安静にして、「職場や学校へ感染を持ち込まない」ことにも注意してください。

  • ノロウイルス感染症は、通常では学校感染症に指定されていませんが、重大な流行(非通常的な感染拡大)が起こった場合、学校(長)が学校医の意見を聞き、その感染症を「第三種の感染症」と指定して出校停止や休校などの措置を取ることがあります(文部科学省:学校において予防すべき感染症の解説より)。

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