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科学するTAMAGAWA 1年間で大きく成長した子供たちの姿を伝える学園展(1-4年生)

2014.01.23

2月22日(土)、23日(日)に1-4年生の学園展が開催されます。
劇や朗読、展示、発表のほか、なわとび大会まである盛りだくさんの2日間は、
子供たちの1年間の成長と、充実した学校生活の様子を伝える重要な行事となっています。
今回は低学年の後藤 健(ごとう たけし)教育部長・峯尾 亜希(みねお あき)教諭に
お話を聞き、学園展の趣旨とその魅力に迫りました。

子供たちのキラキラした笑顔に、会いに来てください

後藤: 学園展の前身は夏休みの自由研究の作品展です。それが発展し、せっかくなら学校での1年間の成長ぶりを見ていただく機会にしようということで、年度末に大々的に行うようになりました。1・2年生はクラスごとに展示発表、3・4年生は学年ごとに教科で分かれて展示や発表を行います。クラスごとの展示では、例えば1年生なら入学して最初に書いた文字と今の文字を並べて展示する、あるいはクラス全員で協力して製作した巨大な工作を中心に展示するなど、各担任が工夫を凝らして1年間の成長を表現します。

峯尾: 1・2年生は、担任がクラスの子供たちの様子を見て、何をすればこの子たちが一番輝けるのかを考えながら発表内容や展示方法を決めていきます。自分のクラスの特徴が出せるよう先生同士互いに競争意識を持って準備を進めるので、それぞれのクラスの個性が出て、バリエーション豊かな内容になりますよ。後藤: 学習している内容は同じなのに、子供たちの個性と先生の個性が絡み合い、各クラス本当に表情が違って見えて不思議ですね。保護者の方にとって我が子のいるいないに関わらず楽しんでいただけると思います。

峯尾: 3・4年生は学年ごとに、国語、社会、算数、理科、習字などの教科に分かれて学習成果の展示発表を行います。今年は3年生が展示に加え、朗読劇をクラスごとに発表します。後藤: 学園展当日は4年生が大活躍します。オープニングセレモニーで合唱するほか、放送係としてプログラムや落とし物のアナウンス、受付係としてパンフレットの配布や会場の案内などを行います。毎年4年生が学園展で役目を果たす姿を見ていますし、学校のさまざまな当番も1年間しっかりと務めてきていますので、安心して任せられます。入学から4年間でこんなにも子供は成長するのだというところも見ていただけるとうれしいです。峯尾: 胸を張って自分の作品を説明する子供たちのキラキラした笑顔に、ぜひ会いに来ていただけたらと思います。

5-12年生*(小学5年生-高校3年生)とのつながり

後藤: 1-4年生の学園展ではありますが、中・高学年とのつながりも深いです。子供たちに人気のロボット展示では、中・高学年のロボット部による作品展示とともに、レゴロボの操作体験を行っています。お兄さんたちがつきそって操作を教えてくれて、子供たちは大喜び。この体験で高学年のお兄さんたちに憧れ、そのままロボットへの興味を深める子供も多いです。 峯尾: オープニングセレモニーのファンファーレと、中央ホールで行われるミニコンサートは、5-8年生(小学5年生-中学2年生)の吹奏楽部と吹奏楽教室の3・4年生が一緒に演奏します。緊張する3・4年生をやさしくサポートする先輩たち…3年生から8年生までの子供たちが一体となって演奏する元気なステージは必見です。 後藤: 1-4年生の学園展の1週間後に5-8年生(小学5年生-中学2年生)の学園展が開催されるのですが、4年生にはそれを必ず見に行くようにと指導しています。これから進級する5-8年生の先輩たちがどんな学びをしているのか、実際に自分の目で確かめさせるのがねらいです。子供たちは1-4年生での学びがこの先どうつながっていくのかを知り、進級の喜びと自覚を持つようです。

スーパープレゼンテーション、なわとび大会決勝など見どころ満載のプログラム

後藤: 「自分でよく考え、考えたことを相手にきちんと伝える力、自分の考えを積極的にアピールできる力」の養成が大切だと私たちは考えますので、昨年から「聞いてください2013」(玉川っ子によるスーパープレゼンテーション)というプログラムを始めました。これは中央ホールで300人からの聴衆を前に、プロジェクタを使用して行う本格的なプレゼンテーションです。学習や生活の中で徹底的にがんばったこと・探究したこと・発展させたことなどを話します。昨年は、担任が推薦した1-4年生の8組が出場し、「僕のドッジボール上達法」「私の命を守るリュック」など、さまざまな内容の発表がありました。もちろん低学年ですから、まずは子供が好きなテーマを選び、担任の先生と二人三脚で内容を練り上げていきます。4年生はパワーポイントで資料を自作しての挑戦でした。

スーパープレゼンテーションの様子

峯尾: みんな堂々たる発表ぶりでとても立派でしたね。 後藤: その立派な姿を見たほかの子供たちが、「かっこいいな、自分もやってみたいな」と思う。これが重要なんです。 峯尾: 確かに、今年は「スーパープレゼンテーションに挑戦したいんだけど、どうしたら出られるの?」と聞いてくる子供たちがたくさんいました。「自分のやっていることをみんなに知らせたい!」と心から思っているようです。 後藤: すばらしいことですね。「考え伝え合う力」の大切さが子供たちに伝わっているという証拠だと思います。座席数に限りがあり、開催は22日の土曜日のみですが、ぜひ今年も一人でも多くの方に見ていただきたいです。また今後は学園展以外にも、プレゼンテーションの機会を設けていきたいと考えています。 峯尾: 23日の日曜日に行われる「なわとび大会決勝」も人気です。これは「連続前跳び」と「連続二重跳び」、それぞれの学年チャンピオンが集まり低学年チャンピオンを決める大会で、優勝者にはメダルと賞状が授与されます。二重跳びなら軽く100回は跳びますし、前跳びで数十分間跳び続けて優勝した1年生も過去にいたほど、レベルの高い戦いが繰り広げられます。学年予選のチャンスは一度きり。たとえなわとびが切れようが靴が脱げようが、いかなる理由でもやり直しは認められない厳しい戦いです。それ故、緊張からかいつもの調子が出ず、跳び始めに失敗してしまい、号泣してしまう子も…それは当日の決勝でも同じで、やはり1本勝負ですから、毎年悲喜こもごものドラマが展開されるんです。選手も観客も、会場にいるみんなが胸熱くなるプログラムですよ。

後藤: ほかにも、デンマーク体操の発表、クラスでの朗読劇発表、父母委員企画のリサイクルバザーなど、さまざまなプログラムがあります。この1年間で一回りも二回りも成長した子供たちの様子を、ぜひ学園展でご覧いただけたらと思います。

 

  • 玉川学園では、一般的な教育システム6-3-3制の枠組みにとらわれない4-4-4制の教育プログラムを行っています

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