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町田市の自衛消防技術発表会で優秀賞を受賞。今年度は学生防災ボランティア隊も参加しました。

2016.10.03

玉川学園は毎年町田市が主催する自衛消防技術発表会に参加し、優れた成績を収めてきました。本年度も9月15日(木)に三井住友海上玉川研修所グラウンドにおいて発表会が行われ、玉川学園からは教職員で構成された隊と、玉川大学学生防災ボランティア隊で構成された二つの自衛消防隊が参加し、教職員による自衛消防隊が優秀賞に選ばれました。
発表会は1号消火栓の部と2号消火栓の部に分かれ、日頃から行ってきた訓練の成果を披露します。さらにAEDを使用した応急救護についても取り組みました。玉川学園の出場隊は、どちらも1号消火栓の部にエントリーしました。


会場の三井住友海上玉川研修所グラウンドには、町田市内の企業や教育機関など、今回エントリーしたさまざまな事業所が集まりました。1号消火栓の部には11隊、2号消火栓の部には15隊の自衛消防隊がエントリー。地震によって火災が発生した際の対応など、初期消火から通報連絡、避難誘導、応急救護までの手順を実際に行います。
自衛消防隊は消防操法に則り3名で構成されます。大きな声ではっきりと指示を出し、119番通報や館内の避難者に的確な指示を出す指揮者、火災現場まで出動し、消防ホースを伸ばし消火活動を行う1番員、1番員の消火活動をサポートしつつバルブやホースを確認する2番員。与えられた役割をしっかりと行い、玉川学園の自衛消防隊はともに、これまで取り組んできた成果を思う存分発揮しました。応援に駆けつけた教職員からも、隊員の一挙一動に対して「よし!」といった声援が飛びます。

指導を担当した学生防災ボランティア隊の顧問でキャンパス セキュリティ センターの坂田さんは「今回の教職員メンバーも意識が非常に高く、またそれぞれの豊かな個性を存分に発揮したことが、結果につながったのだと思っています。学生防災ボランティア隊は練習開始の時期が遅かったこともあり、なかなか連携が取りにくい面もありましたが、発表会当日はとても息の合った技術を披露できました」と語ってくれました。
毎年のように最優秀賞や優秀賞を受賞している玉川学園ですが、何より大切なことは、毎年この発表会に参加することで消防の知識を身につけた教職員が増えていくことです。この活動に加え、職員の1/3が救命技能を身につけていることが評価され、先日は東京消防庁主催の「第3回地域の応急手当普及功労賞」においても優秀賞を受賞しました。キャンパス セキュリティ センターを中心として、教職員が「自分たちの学校は自分たちで守る」という理念のもと、安全で安心なキャンパス作りを心がけています。玉川学園では、これからもこの自衛消防技術発表会に参加することで、「消防・救命救急の知識を持った職員・学生」の育成に努めていきます。

参加者コメント

玉川学園 自衛消防隊
  • 指揮者 中村 亨さん(学生センター学生課)
    発表会に参加してみると、坂田さんたちから教わった言葉の使い方や言い回しが非常に的確で、消防技術に関して玉川学園はしっかりと確立されているなと感じました。私自身は学生の生活を支える学生課に所属しているので、ここで学んだことを持ち帰り、いい緊張感を持って業務に臨みたいと思っています。

  • 1番員 三俣 恵美さん(総務部情報基盤システム課)
    今回はAEDについても学びましたが、休暇中に目の前で人が倒れるという場面に遭遇し、こうした知識を身につけておくことの重要性を実感しました。それからは、消防技術の練習でも実際の火災を想定しながら行うようになりました。そうした意識が、今回の結果にもつながったのだと思います。

  • 2番員 小田 はるかさん(教師教育リサーチセンター教職課程支援室)
    応急救護の手順にある胸骨圧迫では決められたリズムがあるのですが、自宅に帰っても頭の中でそのリズムを刻み、体得するよう心がけました。今回消火栓についての理解が深まったことで、万が一火災が起こった際も迅速に対処できる自信が身につきました。

玉川大学学生防災ボランティア隊
  • 指揮者 赤尾 幸黛さん(リベラルアーツ学部リベラルアーツ学科3年)
    学生防災ボランティア隊では隊長を務めています。今回参加してみて、3人で協力し合うことの大切さを感じました。練習と発表会では消火する環境も違い苦労しましたが、実際の火災時にはどんな環境でも対処しなければなりません。後輩たちも積極的にこの発表会に参加してほしいと思います。

  • 1番員 原田 みどりさん(農学部生命化学科2年)
    高校時代も募金活動などに取り組み、大学でもボランティア活動をしたいと思い、学生防災ボランティア隊に参加しました。この発表会にもぜひ参加したいと立候補しました。普段の活動以上に動きの迅速さや正確さが求められたので、大変でしたがとてもいい経験になりました。

  • 2番員 戸部 大歳さん(教育学部教育学科3年)
    消火活動でのさまざまな動作に関して、どういう意図があり、どこにポイントがあるのかという大切なことを、発表会に参加して学ぶことができました。また、災害現場できちんと避難誘導するためにも大きな声を出すことが大事なのだということも実感しました。

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