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歌に囲まれた毎日から生まれた音楽祭。幼稚部と1〜4年生の元気な歌声が響き渡りました。

2016.12.22

12月1日(木)と2日(金)の二日間にわたり、幼稚部生と1-4年生による玉川学園K-4音楽祭が開催されました。会場となったのはリニューアルを終えたUniversity Concert Hall 2016です。

K-4音楽祭は1日の午後と、2日の午前・午後の三回にわたり行われました。その中で2日の午前中のみ、幼稚部園児も参加しました。普段は入園式や卒園式といったイベントも、園内のホールで行う幼稚部園児たち。この音楽祭は、園外の施設を利用する貴重な機会です。特に年少の園児は、初めて大きなホールに立って歌い、同時に1-4年生のお兄さんやお姉さんの歌声に触れる機会となります。

1年生

まずは1年生がステージに上がります。曲目は「ともだち」「The Papaya Song」「The Moon」「ことば」の4曲。曲によっては振り付けも入れながら、大きな声で聞かせてくれました。
そして2年生が1年生に続きます。「メッセージ」「Sing a Rainbow」「いつだって!」の3曲を、こちらも元気な歌声が印象的でした。
また生徒の合唱の合間には14名の1-4年生がステージに上がり、リコーダーアンサンブルも披露されました。曲は、あまりリコーダーでは演奏されない歌劇「カルメン」の「レ・トレアドール」の合奏。難しい曲を、美しいアンサンブルで聞かせてくれました。

2年生
リコーダーアンサンブル
幼稚部

そして幼稚部生の合唱です。先生に付き添われながらステージに上がっていく幼稚部生たち。1-4年生も手拍子で盛り上げます。曲目は「How are you song」「If your happy」「おもちゃのチャチャチャ」「ね!」の4曲。英語の歌詞も、3番まである長い曲も、しっかりと歌うことができました。「If your happy」では歌の途中で振り付けがありますが、観客席の1-4年生も振り付けを一緒になって踊ります。会場全体を盛り上げた幼稚部園児の合唱。登場するときと同じように、あたたかな手拍子に包まれてステージを後にしました。

3年生

3年生は「とびだそう世界へ」「かくれんぼ」「ぼくらのうた」「手をつなげば」の4曲を歌いました。3年生は今回の音楽祭に向け、6年生のところへ行き、ハーモニーの作り方に取り組んできました。その成果が今回の合唱にもとてもよく表れていました。実はK-4音楽祭は、作詞作曲発表会というかつての小学部の行事でした。玉川の1-4年生は自分たちで歌の作詞をし、音楽科の教員の助けを借りながら作曲を行いますが、それを披露する場だったのです。その中で生まれた曲の一つが、今回3年生が歌う「手をつなげば」です。当時在籍していたハンナ・ティンギーさんという生徒が作った歌です。こうしたことも、玉川の音楽教育の伝統を物語っています。

教職員による合唱では「Angels we have hard on high」「歌よ ありがとう」「楽しき歌声」が、そして会場全体で「もみじ」を歌った後、いよいよ4年生の登場です。曲目は「地球の仲間たち」「Tree」「大切なもの」「はじまりの歌」の4曲です。中でも「Tree」は4年生全員の作詞作曲をした中から選ばれた、劉桜江さんによる作品です。1-4年生での最後となるステージで、4年生は素晴らしいハーモニーを響かせました。

職員合唱
4年生

4年生の合唱の後、会場の全員で玉川学園校歌を斉唱し、プログラムはすべて終了です。司会を務めた4年生の佐貫壮太郎くんと佐藤美祐さんの「今日は私たちが心を一つにして、歌声を届けることができました。私は今、練習の成果が発揮できて、素晴らしい音楽祭を作れたと感じています」「僕たちの発表を最後までお聞き下さり、本当にありがとうございました」という結びの言葉で、今年のK-4音楽祭も無事幕を閉じました。大きな声で元気よく歌う。言葉の意味を理解しながら表現する。聞いている方に想いを伝える。美しいハーモニーを奏でる。学年ごとに練習の成果がしっかりと感じられた内容に、観客席からも多くな拍手が寄せられました。

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