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歌に始まり、歌に終わる。今年も玉川学園(5-8年生)音楽祭がパルテノン多摩で開催されました。

2016.12.22

12月8日(木)、玉川学園(5-8年生)の音楽祭が、パルテノン多摩・大ホールで開催されました。午前と午後の二回、同じ曲目を発表します。午前の部は生徒が客席で他学年の合唱を聴きますが、午後の部は保護者の方が鑑賞に訪れます。今年も1,414席ある客席が埋まるほどの盛況となりました。また、午後の部には来年度から5年生となる現4年生も見学に来場しました。K-4の音楽祭では下級生を立派にリードしていた4年生。この日はお兄さん、お姉さんたちの歌声を、最前列で聴くことができます。

音楽祭の冒頭、あいさつを行ったのは司会を務める8年生の橋本圭史くんと篠崎伽帆さんです。「歌に始まり、歌に終わる。これが私たち、玉川っ子の一日です。玉川学園では、創立当時から歌をとても大切にしてきました。今年もこの音楽祭に向けて、皆が日々の練習に一生懸命励んできました。今日は、毎日お世話になっている周りの人たちへ、感謝の気持ちを込めて精一杯歌います。ホールいっぱいに響く伸びやかな歌声を、どうぞお楽しみください。平成28年度、玉川学園音楽祭を開演します」。その力強い開会のあいさつに、会場から大きな拍手が送られます。

吹奏楽部
ハンドベルクワイア

午前の部と午後の部では、各学年とも同じ曲を歌いますが、冒頭に午前の部では吹奏楽部が「ケンタッキーの主題による変奏曲」を、午後の部ではハンドベルクワイアが「In the garden」を、それぞれ演奏しました。
冒頭の演奏に続くのは5年生です。曲目は「ずいずいずっころばし」と「君をのせて」。「ずいずいずっころばし」は合唱の各パートの歌声が生きるような大胆なアレンジが印象的な一曲。また「君をのせて」は『天空の城ラピュタ』の主題歌として、誰もが知っている曲です。5年生の力強く元気な歌声が、会場一杯に響きました。
6年生はスメタナの「わが祖国より モルダウ」と「ひろい世界へ」を歌いました。6年生は小学校課程最後の年。「ドアを大きく開け放そう 広い世界へ出て行こう」と歌う「広い世界へ」は、中学生への入口の前に立つ、今の6年生に相応しい曲といえます。
7年生が歌ったのは「HEIWAの鐘」と「心の瞳」です。「HEIWAの鐘」は広島平和公園内の鐘をモチーフにした、アップテンポのメッセージソングです。その歌詞には平和の尊さや大切さが込められています。そして「心の瞳」は歌手の坂本九さんが絆について歌った曲です。奥様である柏木由紀子さんは玉川学園の卒業生。この曲を、歌を大切にしている玉川っ子に歌ってほしいという想いに応え、毎年7年生が歌っています。

5年生
6年生

7年生の合唱の後には、教職員による合唱やオーケストラによる「An English Suite」の演奏が披露されました。合唱の合間には毎年恒例ともいえる先生による寸劇も入り、日頃教鞭を執っている姿とは全く異なるコミカルな演技に、生徒たちも大いに盛りあがります。こうした演出も、5-8年生の音楽祭の伝統であり、大きな魅力の一つです。

7年生
職員合唱
8年生

そして音楽祭の最後を飾るのは、8年生の表現力豊かな歌声です。今年の8年生が選んだのは、「大地讃頌」と「Jesus Christ is risen today」。「大地讃頌」は「土の歌」という合唱組曲の終曲で、そこには土と人間との関わりとを経て到達した、土への感謝と賛美が歌われています。一方の「Jesus Christ is risen today」は14世紀に作られたラテン語の曲を英語に訳したもの。それを田村修平先生の編曲により、オーケストラと共に歌いました。その歌声は、1年間リーダーとして中学年を引っ張ってきた8年生らしい、力強さにあふれていました。

冒頭で橋本くんと篠崎さんが話したように「歌で始まり、歌で終わる」玉川学園だからこそ、どの学年も豊かな歌声を披露してくれました。また生徒だけでなく教職員も歌に親しんでいることが大きな特徴で、各学年の合唱の指揮を先生が担当しましたが、音楽以外の科目を指導している先生も少なくありません。最後に会場全員で玉川学園校歌を斉唱し、今年も中学年音楽祭は終了しました。

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