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人生の開拓者として、夢を実現する人に。12年生の卒業式が行われました。

2017.03.28

3月10日(金)、12年生の卒業式が執り行われました。会場となった大体育館は、12年生の保護者の皆さんや7~11年生でほぼ満席に。そして5年生から11年生で構成された玉川学園オーケストラの奏楽に合わせて、12年生が入場してきます。
国歌斉唱の後、小原芳明学園長より卒業証書の授与が行われます。一人ひとり、壇上に上がる生徒たち。名前が読み上げられる度に大きな声で返事をして、小原学園長から卒業証書を受け取り、握手を交わします。名前を呼ばれた際に片手を高く掲げる生徒もおり、その度に会場が大きく沸きます。そして卒業証書を手に誇らしげな生徒に向けて、会場からは大きな拍手が起こります。

12年生全員に卒業証書が手渡された後、学園長賞の授与が行われました。この賞は優秀な成績を収めると同時に諸活動にも意欲的に取り組み、各生徒の模範となる学園生活を送った生徒に贈られるものです。今年度は優れた成績に加えてスキー部や科学の発表など幅広い分野で活躍した生徒に学園長賞が贈られました。


そして、卒業生を代表して3名の生徒がスピーチを行いました。9年生での学びの技で和食についての研究発表を行った経験から、大学でより深く掘り下げていくと決意した生徒。学園生活の中にあるさまざまな挑戦の機会から体育委員長に立候補し、体育祭を成功に導いた生徒。国際バカロレアクラスで学んだことから海外で学ぶことを志望し、生物学者をめざす生徒。壇上で語った3名だけでなく、この日卒業を迎えた生徒一人ひとりに成長の過程があり、さまざまな進路や将来像があるに違いありません。

卒業生に対して、最後に小原学園長から祝辞が送られました。「今日は卒業おめでとう。皆さんは玉川の丘で、学問だけでなく芸術や体育の面でも難しいことに挑戦してきました。徳育、知育、体育の三育併進は、玉川学園が推進する全人教育です。地道な努力によってそれらを成し遂げ、成果を上げたことが『卒業おめでとう』なのです。そして今日は中等教育が終わる日であると同時に、次なる高等教育への船出の日でもあります。大学でも努力を重ねてこそ、夢の実現へ近づくのです。夢の実現に向け、リスクを恐れない人生の開拓者となってください。そして今日学園を卒業するにあたり、今一度、正門にある玉川のモットーを見てください。世の中は愉快なことばかりではありません。むしろ辛く、損な場面で溢れています。時代は、そうした場面でも開拓者精神によって社会貢献をしてくれる人を必要としているのです。やがて君たちが世の光、地の塩となり、これからの社会に貢献できる人となってくれることに期待して、今日の門出の言葉とします」。


また、この日は卒業式の後、中学年講堂で国際バカロレアクラス10年生のMYP(Middle Years Programme)修了式と12年生のDP(Diploma Programme)修了式も執り行われました。どちらのプログラムでも修了生によるあいさつの他、担当教員や同窓生による祝辞や成績優秀者への表彰などがあり、和やかな雰囲気の中で式が行われました。またDP修了生は皆アカデミックドレスを身にまとって修了証書を授与されます。証書を受け取った後は伝統に則って帽子に付いたタッセルを右から左へと移動させ、修了式は終了しました。

12年生の卒業式も、国際バカロレアクラスの修了式も、参加者全員で校歌を合唱し幕を閉じました。この日卒業した生徒たちも、4月からは新たな学びが始まります。玉川での学びを胸に一人ひとりが夢の実現に向け、、新たな場所で活躍してくれることを願っています。

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