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幼稚部の保護者を対象としたMMRC利用ガイダンスを実施しました

2017.06.13

4月27日、幼稚部の保護者を対象に、マルチメディアリソースセンター(以下、学園MMRC)の利用ガイダンスが行われました。会場となったMMRC内のマルチメディアシアターには、20名を超える保護者のみなさんが集まりました。ガイダンスでは司書教諭の先生から、施設の概要や図書の利用方法の説明後、館内の見学が行われました。

MMRCは、玉川学園の園児・児童・生徒・教職員対象の施設ですが、付添いで来訪する保護者の方も、開館時間中はいつでも利用できます。また、月、水、木曜日の9時30分から11時30分の間は、保護者だけでも利用可能となっています。そこで、ベビーカーを押した保護者の方が、MMRCのある高学年校舎内の階段を使わない順路なども、案内されました。

はじめに、MMRCの基本的な利用方法について触れ、本や雑誌は一人10冊、2週間借りられることや、K-12のコンピュータネットワーク「CHat Net(Children,Homes and Teachers Network)」の『MMRC&図書館』のアイコンを通じて、開館情報や各種利用案内などを配信しているという説明がありました。そしてMMRCの55,000冊におよぶ蔵書が、日本十進分類法(NDC)に沿って分野ごとに並べられていることや、先生方のおすすめの本を紹介した「夢への扉」コーナーの説明、イギリスで教科書としても使われているOxford Reading Treeシリーズを中心とした英語の本の紹介など、館内にある読書ツールについて解説を加えながら話し、参加した保護者の方々も興味深く聞いていました。さらに、子供向けの本や親子で楽しめる本を一つ一つ提示しながら、本の内容と面白さのポイントなどを丁寧に伝え、保護者の視点で本を選ぶ際のアドバイスを行いました。また、シリーズなどは、セットで1か所に置かれているのではなく、各巻のテーマや内容によって分類され、それぞれ該当する書棚に分野ごとに配架されているなど、「なるほど!」と改めて気づかされる内容もありました。

後半の館内ツアーでは、保護者が関心のある書棚の前で盛んに本を選ぶ様子も見られました。特に絵本コーナーと洋書コーナーには多くの保護者が集まり、興味の高さを感じることができます。MMRCでは、洋書コーナーの一部を「英語多読コーナー」と名付け、自分にあったレベルの英語の本を大量に読む読書法を推進しています。約2000冊もの図書は、レベル別に10段階に分けられ並べられています。幼児期から読める難易度の本も多数あり、楽しみながら英語に触れられるようになっています。また、幼少期の子供たちが手にとりやすいように低層の書棚に配置するなど、使い勝手も十分に考えられた造りになっていることも分かりました。次は子供と同伴し、MMRCを探検しながら一冊の本を探すことはもちろん、帰宅してから子供たちに「MMRCはこんなところだよ」とか「本はこんなふうに並んでいるよ」と話をしてあげ、自分たちの身近な学びの施設であるという感覚を膨らませてほしいと思います。

新年度が始まり、2年生、5年生、そして保護者など、利用する対象ごとに工夫されたMMRCの利用ガイダンス。園児、児童、生徒たちが自ら研究し学ぶ力を育み、それぞれの夢を実現できる学びの拠点として、MMRCの役割がますます期待されます。

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