自由な発想で「おもしろく 楽しく 愉快に」。年長組が初の英語プログラムに挑戦した幼稚部の子ども会

2018.03.19

2月24日(土)、幼稚部で子ども会が行われました。保護者の皆さんの拍手に迎えられながら、会場の幼稚部のホールに列を組んで入場してくる園児たちの表情は、ドキドキワクワク緊張と興奮が入りまじっていました。
子ども会は、園児たちの1年間の生活をお話に盛り込んでまとめる発表会です。キーワードは「おもしろく 楽しく 愉快に」。年長、年中、年少の各組が約1カ月間かけて準備したプログラムの発表を行います。
毎年、司会を担当するのは年長組のお兄さんとお姉さん。「ただいまより幼稚部のこども会を始めます。楽しいお話がいっぱいです。最後までぜひお楽しみください」。日本語のあいさつに続いて、英語のあいさつも。年少組から英語の先生や英語に親しむ環境を整えている幼稚部ならではの、おなじみの風景です。

この日は、年少のうさぎ組が「オニじゃないよ おにぎりだよ」、年中のこあら組は「イルカの深海探検」、ひつじ組が「ひつじぐみ うみのおはなしだいぼうけん」を発表しました。「ほしほしホッシーとへんしんでんしゃのたび」を用意していた年少のりす組は、インフルエンザによる学級閉鎖で発表できませんでしたが、3月6日(火)にあらためて、発表を行いました。

年少 うさぎ組
年少 りす組
年中 こあら組
年中 ひつじ組

そして今年の年長組は英語でのプログラムに挑戦です!しか組は「We’re Going on Bear Hunt(きょうはみんなでクマがりだ)」、きりん組は「The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)」で、それぞれ英語の絵本から独自のお話をつくりあげ、日頃の英語力を発揮しながらの熱演です。

年長 しか組
年長 きりん組

こういった発表会は、先生がお題や配役を決めて、園児たちが振付どおりに演じるものが多いかもしれません。でも、玉川学園幼稚部の子ども会は、その時感じたことをそのまま表現する自由さを重視しています。だから、演目や役割はある程度決まっているものの、具体的な表現の仕方は園児たちが自発的に決めています。
たとえば、「オニじゃないよ おにぎりだよ」を発表したうさぎ組の子どもたちは、“おいしいお米に変身!”する時、ピョンピョンフワフワ思い思いのポーズで自由に動き回ります。子どもたちはお話をつくる準備の段階で、じつは実際にお米をたいておにぎりを作っていて、その時に感じた印象を一人ひとりが表現していたのです。
また、年中のこあら組には深海魚に詳しい園児がいて、クラス内でいろいろな魚の話をしているうちに、深海のおもしろさを伝えるプログラム「イルカの深海探検」ができあがりました。

どの発表も12分から15分ほどの内容ですが、「おもしろく 楽しく 愉快に」表現する園児たちの生き生きとした姿に、見守る保護者の皆さんもほっこり笑顔が絶えません。
年少組の園児たちは、お兄さんお姉さんたちの演技に自分たちの“未来”を感じたかもしれません。そして、先生の助けを借りずに園児たちだけで進行した年長組の英語プログラムには、3年間培ってきた幼稚部での学びの成果が表れていました。
この日に向けて、年少組は頭にかぶるお面を作り、年長組は進行だけでなく、プログラムで使う小道具も自分たちで作りました。そうやって、どれも前日ギリギリまでみんなで準備をしてきたプログラムです。幼稚部主任の飯塚奈央子先生は「本当はこの日を迎えるまでの園児たちのプロセスを保護者の皆さんに一部始終みていただきたかったです。それくらいお互いコミュニケーションをとりながら自分たちの発表を自由に発想し、物語を深化させていきました。」と園児たちの1か月の様子を語りました。
園児たちの自由な発想と創造力を大切にする子ども会。もしかしたら、練習してきたものとは違った演技をしていたかもしれません。決められた通りに動くことより、園児たちが笑顔で仲間たちと自由に感じた感情を表現する場であること。それが、子ども会で大切にしていることです。約1カ月間かけて子ども会の準備をした園児たちは、きっと成長の階段を上がったことでしょう。