困難に負けず、世界を舞台に活躍を!IBコースMYP・DPの修了式が行われました

2018.03.27

12年生の卒業式が行われた3月9日(金)の午後、中学年講堂において10年生のIB MYP(Middle Years Programme)の修了式と12年生のIB DP(Diploma Programme)の修了式がそれぞれ執り行われました。厳かな雰囲気で行われた12年生全体の卒業式とはまた異なり、男子生徒のトロンボーントリオによるジャズの演奏で始まった修了式。会場ではインカムをつけた生徒たちが連絡を取り合いながら動画を撮影しています。そんな姿に普段の積極的な活動のようすが伝わってきます。IBの修了式は、進行も生徒たちのスピーチもすべて英語で行われました。

10年生のIB MYP修了式

10年生のIB MYP修了式は、MYPのコーディネーターであるマオアテ・ポール先生の「10年生はポジティブで精力的な生徒が多く、懸命に取り組む姿が見られました」との話からスタートしました。

IBの学習者像

・Inquirers

探究する人

・Knowledgeable

知識のある人

・Thinkers

考える人

・Communicators

コミュニケーションできる人

・Principled

正義感のある人

・Open-minded

心を開く人

・Caring

思いやりのある人

・Risk-takers

挑戦する人

・Balanced

バランスの取れた人

・Reflective

振り返ることができる人

MYP修了生代表としてコールマン泰生さんと吉村栄里さんが挨拶をし、最初は英語のスペルを確実にすることも、英語の本1冊を読むことさえ大変だった日々を振り返りました。しかし、多くの困難な課題に仲間たちと協力しながら取り組んできたこと、最初は怖いと思った失敗もいまは怖がらずに挑むようになったことを、この4年間のプログラムを過ごす中で得たこととして話しました。
そして、7、8、9年生の代表が1人ずつ1年間を振り返り、スピーチをしました。IBの授業は国語等を除きすべて英語で行われ、先生方とのやりとりも英語です。しかし、初めからすべての生徒が英語での授業や課題に容易に取り組めるわけではありません。個人、そしてグループで取り組む課題も多く出され、学業以外の課外活動も積極的に取り組むことが推奨されているなか、生徒たちは常に諦めることなく、少しずつ高くなるハードルにも果敢に挑戦して乗り越えてきました。学年ごとにその挑戦で学んだこと、友人や先生たちとの協力や切磋琢磨してきたことを発表しました。
続いて各学年の成績優秀者とともに10のIBの学習者像をめざし、果敢に挑戦した生徒が発表され、表彰されました。

さらに、様々な奉仕活動に参加したり、自ら課題を見つけ解決のために活動を行ったりする「Service@Tamagawa」の中でも、特にコミュニティに大きなインパクトを与える活動をした生徒が各学年から選ばれ、表彰され、また代表の生徒が活動についてスピーチをしました。
担任の祝辞の後、MYP修了証が授与され、最後に全員並んで拍手で祝福をしました。

12年生のIB DP修了式

休憩を挟み、DP修了式の開始とともに入場したのは、肩から玉川学園のエンブレムとIBのロゴマークがはいったストールをかけ、アカデミックガウンと角帽に身を包んだ18名の12年生です。その颯爽とした姿に、在校生や保護者は拍手で迎えました。

まずは、IB DPのコーディネーターであるファーニバル・オリバー先生が、「これまでのプログラムや課題、学業以外の活動にも常に挑戦し乗り越えてきて、今日を迎えた12年生を誇りに思います。おめでとうございます。11年生の皆さんも立派な先輩のように、1年後ここに立つべく引き続き頑張りましょう」と言葉を贈りました。
そして11年生、12年生、それぞれの学業成績優秀者とIB学習者像の受賞者が発表され、授与されました。今年の卒業生の中で特に高い成績を修めた生徒には、大きな拍手が送られ、その努力を讃えました。
そして、CASとしてスポーツや奉仕活動、募金活動やボランティアなど成績では図ることのできない学業外の活動に積極的に取り組んだ生徒が発表され、11年生、12年生それぞれ2人ずつ受賞しました。解決すべき問題の発掘から、解決のために動いてきた様子などが紹介されました。

IB DPの修了式では、毎年これまでの卒業生が祝辞を述べに訪れます。今年は、2016年卒業で、現在上智大学で勉強中のブラック・エリカさんが話しました。
「玉川で取り組んだ個人研究や様々な授業は、大学への良いステップになりました。また、英語ができることで何を勉強するにも日本だけでなく世界へと視野が広がりました」と話し、将来の展望なども在校生に伝えました。

生徒会からは送辞のスピーチがありました。「勉強、CASなど、その前向きな姿勢と挑戦する姿は、私たちにモチベーションをくれました」。これまで一緒に授業を受けたこともあり、常にすぐそばで何でも熱心に取り組む12年生の姿を見てきた11年生。これまでのお礼とこれからの未来へのエールを送りました。
そして、DPコーディネーターのファーニバル先生、担任の3人の先生たちが、困難な課題も多いDPプログラムに悩みながらも、先生たちとも積極的に意見を交換し、取り組んできた姿を高く評価し、祝辞をおくりました。

そうした在校生や先生たちの温かいエールを受け、卒業生挨拶を佐藤壌仁さんと小松沙奈さんが代表しました。国内外の研修旅行や授業、模擬国連活動や個人研究など、7年生からの思い出を振り返りました。そして先生たち、家族への感謝と「Stay balanced, work hard, play hard(よく学び、よく遊び、バランスを失わないでください)」と在校生への言葉を残し、いよいよDP修了証の授与へとうつりました。
一人ひとり舞台に上がり、証書を受け取ると、会場に向けて証書をかかえて誇らしげな笑顔を見せる修了生。最後に全員が舞台に上がり、整列すると、角帽のタッセルを右から左に移動させます。これは、在校生から卒業生になったことを表しているのです。そして、最後に校歌を斉唱し、閉会となりました。
日本国内だけでなく、海外の大学へ進学する生徒もいるDP修了生たち。きりりと伸びた背筋と、自信に満ちた凛々しい表情は、それまでのIBプログラムの厳しい課題やテストにも果敢に挑戦し、乗り越えた日々を感じさせました。
これからの社会において、平和で健康的な世界を築くために必要な知識、創造力、国際的視野を備え、いかなる困難にも立ち向かう気概を持つ生徒を育む玉川のIBコース。ここからまた、新たな舞台で活躍する生徒たちが巣立っていきました。