社会に出ても苦労を厭わない玉川っ子に。大学卒業式、大学院修了式が行われました

2018.03.26

3月18日(日)、春の穏やかな陽射しの下、大体育館にて大学の卒業式と大学院の修了式が執り行われました。午前と午後の二部構成とし、午前は文学部・教育学部・リベラルアーツ学部・観光学部・文学研究科・教育学研究科、午後は農学部・工学部・経営学部・芸術学部・農学研究科・工学研究科・脳科学研究科・芸術専攻科の卒業式と修了式が行われました。

本年度司会を担当するのはリベラルアーツ学部の徳田章客員教授、そして演奏を行う玉川大学管弦楽団の指揮を担当するのは教育学部の富永順一教授です。参列者全員で国歌を斉唱した後、学位記の授与が行われました。大学院生は学生一人ひとりが、また学部生は各学部学科の代表者が壇上に上がり、小原学長から学位記を受け取ります。その後、所属学部の学部長としっかりと握手を交わす学生たち。凛とした姿が印象的でした。

学位記授与に続いて学長賞の授与が行われました。学長賞は、各学科で在学期間を通じて成績・人物共に優秀と認められた学生に対して贈られます。本年度も18名の学生がこの名誉ある賞を受け、小原学長から賞状と記念品を授与しました。卒業生を代表してスピーチを行うのも、この学長賞受賞者です。

文学部比較文化学科の石井惇子さんは「3年次は経営に関することを、4年次には女子大学生の自尊感情をというように、ゼミではまったく別のテーマを研究することができました。研究テーマを自由に設定できる環境の中で、大学生活をより一層楽しみ、印象に残る取り組みとなりました」と学修環境の良さについて、また芸術学部パフォーミング・アーツ学科の高柳朱里さんは「4年次には個人での研究活動を行いつつ、卒業公演にもスタッフとして参加。チーフを任されました。仲間を信頼して臨んだ公演の終了後、指導の先生からチームワークを評価されたことが、自分にとっての成果だと感じました。大学での経験は誇りであり、そこで得た知識や力は私の強みとなりました」と多くの人と信頼関係を築くことの大切さについて触れました。そして二人とも、4年間の学生生活で出会った多くの人への感謝の気持ちを言葉にしました。

文学部 石井惇子さん
芸術学部 高柳朱里さん

卒業生による「仰げば尊し」斉唱の後、小原学長から祝辞が贈られました。「昨今の大学は単位数ではなく、成績評価に重きを置く修得主義へと方向転換してきています。それは何を履修したかではなく、どれほどの知識や倫理観を備えたかを重視することであり、大学教育の付加価値となりますが、その道は険しいだけに良き思い出ともなるのです。大学とは、そうしたさまざまな思い出を作り、学業を通じて身につけた知識、そして生涯にわたる人とのつながりの礎を築く4年間です。そして卒業とはそうした諸々のことを携えて社会へと船出することです。今日この丘を離れるにあたり、今一度、正門の玉川のモットーを読んでください。もし我々がより良い社会を望み、そしてもしそのために誰かが行動を取るならば、どうぞ、苦しくていやな 辛い 損な場面を 真っ先に担当する玉川っ子であってください。やがて君たちが行動を伴う玉川っ子となることを願って、卒業する諸君への門出の言葉とします。今日は卒業おめでとう」

小原学長の祝辞の後には参列者全員で校歌を歌い、卒業式・修了式は終了しました。退席していく卒業生の最後の一人まで、会場から途切れることなく大きな拍手が贈られました。会場となった大体育館の外には、卒業を喜び合う学生と保護者の皆さん、そして教職員によってたくさんの輪ができていました。卒業生の皆さんがこの日を、そして玉川の丘で過ごした日々を胸に、新たな場で大いに活躍していくことを願っています。