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玉川学園9年生~12年生の祭典「ペガサス祭」が9月15日(土)・16日(日)に開催されました。

2018.10.15

ペガサス祭は玉川学園9-12年生の祭典です。クラス展示や自由研究などの特色ある学びの取り組み、委員会活動、そして多彩なクラブ活動など、生徒たちの全てをお見せする一大イベントです。

今年のテーマは「天馬行空~輝く自分~」。考えや行動、表現などが自由奔放な様子を表す「天馬行空」はペガサス祭の名の由来であり、玉川学園で大切にされてきた言葉です。今回のテーマには「生徒の創造力が遮るものなく広がり、それを互いに高め合うことで、それぞれの個性を輝かせる」という思いが込められています。

初日の15日(土)は午前中から弱い雨が降るあいにくの天気でしたが、展示・発表会場がオープンする9時半前から、生徒はもちろん保護者や友人など、来校者が続々と玉川の丘を訪れました。
高学年校舎1階の広いアトリウム(ホール)には、毎年、生徒手作りのモニュメントが飾られます。今年はLED照明でさまざまな色に光るギリシャ風の柱が林立していました。この柱はアトリウムに掲げられているラファエロ「アテネの学校」に描かれた柱とのマッチングを考えて作られていて、壁画の周りに飾られた白いテープと相まって「天馬行空~輝く自分~」というテーマをシンボリックに表現。LED照明の明滅によって、エントランスを幻想的なムードに演出していました。

アトリウム奥にあるステージでは、有志によるダンスパフォーマンス、バンド演奏、ボディビルなどのほか、デンマーク体操、英語劇、エアロビック、チアダンスなどが次々と披露され、階段を利用した客席では仲間や教員、保護者の方々が拍手と歓声を送っていました。

教室展示企画は高学年校舎の3~4階がメイン会場。恒例の「おばけやしき」などのクラスの催し物は行列ができるほどの人気ぶりです。
国際バカロレア(IB)クラスでは個人の研究発表である「Personal Project」、世の中を良くする商品・サービスを考える「デザインプロジェクト」、ユニークな作品揃いの美術展を開催。生徒たちが熱心に来場者に解説する姿が見られました。「デザインプロジェクト」では、2018年全国高等学校デザイン選手権大会入賞作品「カムバック和服」も紹介されていました。
実際に弓を引く体験ができる「弓道部」、水にちなんだ楽しいアトラクションを揃えた「水泳部」、触って動かして楽しめるグリム童話の巨大な仕掛け絵本を並べた「美術部」など各クラブの教室展示も工夫が凝らされていました。
そのほか教室に「不思議の国のアリス」の世界を再現した「MMRC実行委員会」、視覚障害者の気持ちを体験する“暗闇の世界”を開催した「社会奉仕委員会」など、生徒たちの企画力が光る催し物に子供から大人までの来場者が大いに楽しんでいました。

「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」の教室では、バナナからDNAを取り出す実験の体験が行われていました。石垣島のサンゴ移植に取り組むサンゴ班の研究も現地での写真入りで詳しく紹介されるなど、文部科学省からSSHの指定を受けている玉川ならではの研究発表も展示されていました。
9年生の「学びの技」では、論文作成へ向けて作成したマインドマップを展示。この次のステップは10月の中間発表会(ポスターセッション)です。

サイテックセンターのロボット工房に足を運ぶと、国際的なロボットコンテストWRO(World Robot Olympiad)、WRS(World Robot Summit)に出場するロボットが勢揃いして出迎えてくれました。クイズを出題するロボットなど、「ロボット部」の生徒によるプレゼンテーションで来場者を楽しませます。同じくサイテックセンターのスターレックドームでは、「地学・天文学」の自由研究に取り組む生徒によるプラネタリウム発表が上映され、鮮明な8K映像で観客を地上から宇宙までのスリリングな旅にいざないました。

16日(日)の16時からは、大体育館でペガサス祭の最後を彩る後夜祭「FESTA 2018」が、生徒と教員、保護者や友人が集まり盛大に開催され、2日間の祭典を締めくくりました。生徒たちが自分たちの翼で自由に羽ばたき、輝いた2日間。来年のペガサス祭もさらにパワーアップして開催する予定です。どうぞご期待ください。

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