11月10日(土)と11日(日)の2日間、「玉川大学コスモス祭2018~COSMOSMILE~」を開催しました。

2018.12.19

玉川の丘の秋の風物詩「コスモス祭」。体育会や文化会などの課外活動団体、大学8学部、さらに大学父母会や学友会、教育博物館・学術研究所・脳科学研究所量子情報科学研究所・継続学習センター、ELFセンターや教師教育リサーチセンターなどの研究教育活動の紹介や施設公開なども行われる全学的な祭展で、来場された多くの方々が玉川大学の多彩な教育活動にふれる貴重な機会となっています。

好天に恵まれ、威勢の良い太鼓の音で祭展がスタート!

2018年のコスモス祭は11月10日(土)・11日(日)の2日間。今回のテーマ「COSMOSMILE」は、コスモス祭に関わる全ての人が笑顔になるような楽しさを提供する祭展にしたいという実行委員会の思いが込められています。
そんな思いが実ったのか、初日は朝から夏を思わせるような晴天。開場前の9時30分ごろには玉川学園前駅から続々とキャンパスに向かう人の波ができ始めました。
そして10時ちょうど、大学3号館レンガ広場前で力強く鳴り響く太鼓の音! 芸術学部パフォーミング・アーツ学科の学生による「玉川太鼓」の演奏とともに、コスモス祭がスタートしました。

学ぶ楽しさを学生自身が紹介する「課外活動展」と「学部展」

大学3号館で開催されたのが「芸術学部展」。3学科それぞれの展示や公演が行われました。芸術教育学科音楽コースと美術・工芸両コースの学生によるワークショップや授業・プロジェクトの紹介に加え、メディア・デザイン学科では「THE MEDIA GARDEN IN COSMOS FAIR' 2018」と銘打ち、グラフィック、映像、コンピュータ音楽など、さまざまなジャンルの日頃の授業の作品が学修成果発表展示として披露されていました。パフォーミング・アーツ学科による「舞台美術展」では衣装や音響・照明、小道具制作などバックステージを体験でき、来場した子供たちも大喜びでした。University Concert Hall 2016では演奏の発表も行われ、日ごろの鍛錬の成果を披露していた学生に大きな拍手が送られていました。

大学1号館で開催されていたのは「経営学部展」です。各コースの学修成果や取り組みをまとめた発表展示や会計の専門家による講演など専門性の高い企画が中心でしたが、お化け屋敷やスライムづくりなど小さな子供が楽しめる企画もありました。

同じく大学1号館で開催されていた「観光学部展」は、海外留学先であるオーストラリア・メルボルンの3大学(ビクトリア大学、ディーキン大学、スウィンバーン工科大学)の紹介と学生の留学体験の展示が中心。その他、英語による「留学成果報告会」、観光業界の方による講演会、VRで世界の観光地を体験できる企画や世界国旗クイズなどのアトラクション企画も多くの来場者を集めていました。

大学教育棟 2014ラーニング・コモンズで開催されていたのは「リベラルアーツ学部展」(3階)と「文学部展」(4階)です。リベラルアーツ学部展では、学生が北海道で地元の小学生と交流する「北海道プロジェクト」や毎年恒例の台湾とシンガポールの学生を日本に招く「国際交流」活動を紹介しました。活動に関わった学生たち自身がわかりやすく解説し、多くの来場者の関心を集めていました。

文学部展では英語教育学科の5つの留学先について留学中の2年生の現地情報と帰国した3・4年生の解説で立体的に紹介していました。

大学教育棟 2014の5~6階は各クラブが活動をアピールする「課外活動展」のスペースでした。国内外の世界遺産へのスタディツアーを詳細に報告する展示を披露した「ユネスコクラブ」は3年連続で玉川大学文化会の優秀団体賞を受賞しています。また、各地の昆虫、鳥、植物など生き物の見事な標本や観察記録を通して日頃の活動を紹介した「生物自然研究部」は今年も大人気。そのほかドライブゲームやタイヤ交換体験ができる「自動車工学研究部」、アナログとデジタル両方の作品を展示した「マンガ研究部」、今年は“和”をテーマにした作品を作った「フラワーデザイン部」、子供が遊べる工作スペースを設けた「赤十字奉仕団」など、各クラブの活動を紹介した展示企画はバラエティ豊かで、見て回る楽しさがありました。また、「ユースホステル部」や「教育環境研究部」など長い歴史を持つクラブが自分たちの活動を振り返る企画も興味深いものでした。

「教育学部展」のメイン会場はELF Study Hall 2015。入口の「子ども受付」では、子供用パンフレット配布やスタンプラリー参加受付を行っていました。展示発表はゼミやクラス単位で教育学部生の幅広い学びを紹介するもので、さまざまなゲームや工作、劇や音楽など、大人も子供も楽しめる企画が盛りだくさん。家族連れ来場者のベビーカーお預かりサービスは教育学部展実行委員が担当しました。そのほかELF Study Hall 2015ではELFマルチリンガル教員によるダンス、ヨガ、カラオケ、クイズ、さらに体験授業など英語によるアトラクションも同時に開催されていました。

研究の成果を楽しく披露する「収穫祭」と「テクノフェスタ」

「収穫祭(農学部展)」の舞台は大学6号館(SCIENCE HALL)。校舎玄関には神棚を祀った祭壇が設けられ、ハチミツ、アイスクリームなどを販売する模擬店も設営されました。特設ステージでは、ビンゴ大会などのアトラクションのほか、農学部公認団体「農場太鼓」が午前と午後に太鼓を演奏。在学生だけではなく卒業生も演奏に参加し、通りがかった来場者も思わず足を止める一糸乱れぬ力強い演奏が玉川の丘に響き渡っていました。午後2時ころから、「収穫祭(農学部展)」名物の「神輿」が始まりました。収穫への感謝をこめて飾り付けされた神輿が、法被姿の学生たちに担がれて登場。笛や小太鼓の音と学生の力強いかけ声とともに、学内を練り歩きました。
大学6号館内では農学部各研究室の研究発表、農学部公認団体の「生産加工班」「園芸班」の活動紹介のほか、スタンプラリーも開催。今年も「生産加工班」のモナカアイスが来場者に無料配布されました。

「テクノフェスタ(工学部展)」の会場は大学8号館です。エントランスホールには「Tamagawa Solar Challenge Project(TSCP)」による太陽電池とマグネシウム(Mg)空気電池のハイブリッドカー「未来叶い」の実機が展示され、学生たちがTSCPの活動や「未来叶い」のメカニズムについて解説。希望すればコックピットに座ることもできました。
大学8号館各階では、工学部各学科の研究室の展示・発表が中心で、工作やコンピュータゲームなど来場した子供たちが技術を体験できる企画が人気を呼んでいました。
3Dプリンター、3Dプロッター、3Dスキャナーを完備したデジタルファブ工房では、3D工作のデモ見学や機器の使用体験もできるとあって、子供を含む多くの来場者がありました。エンジニアリングデザイン学科1年生と高校生を対象にした「3Dプリンティングデザインコンペティション」(3Dプリンタを使った作品コンテスト)も開催され、コスモス祭両日にわたって受賞作品展示と表彰式が行われました。

KEYAKI 2階パラソル広場では、学友会支部や玉川大学と縁のある自治体(北海道弟子屈町、鹿児島県南さつま市、和歌山県古座川町、福島県玉川村)、オフィシャルスポンサー契約を結ぶFC町田ゼルビアなどの模擬店が出店。バラエティあふれる商品や食べ物が来場者の目を楽しませていました。
朔風館では年に一度卒業生が玉川の丘に集う「ホームカミングデー」が開催されており、大勢の卒業生もコスモス祭を楽しんでいました。

翌11日(日)も好天に恵まれ、近隣のご家族連れなどたくさんの方々が玉川の丘を訪れました。また両日とも大体育館では第1回世界大学チアリーディング選手権大会で金メダルを獲得したばかりの体育会ダンスドリルチーム「JULIAS」による素晴らしい演技も楽しむことができました。

秋の景色が深まる玉川の丘で学生たちが真摯に、そして楽しみながら創り上げるコスモス祭。「COSMOSMILE」というテーマ通り、今年も学生たちと来場者のたくさんの笑顔が見られた2日間でした。