自分の道へ歩み出す12年生たち 玉川学園卒業式が行われました

2019.03.19

力強く美しい玉川学園オーケストラの演奏で、玉川学園卒業式が始まりました。2018年3月8日、この日に玉川の丘から237名が卒業の日を迎えました。先生方が壇上に整列、着席すると、続けて卒業生たちが在校生と保護者からの大きな拍手の中、胸を張って入場してきました。今年は、一般クラス200名、プロアクティブクラス17名、国際バカロレアクラス20名の合計237名が卒業します。歌で始まり、歌で終わる玉川の行事にふさわしく、国歌斉唱で幕を開けました。

最初に卒業証書の授与が行われました。担任の先生から一人一人の名前が呼ばれると、「はいっ!」と元気に会場全体に向けて返事をする生徒たちは、自信と希望に満ち溢れた笑顔と凛々しさが感じられます。小原芳明学園長より壇上で卒業証書が授与されると、しっかりと握手し受け取っていました。また、国際バカロレアクラスの最初には英語で証書が読み上げられました。全員が受け取ると、在校生も一緒に玉川学園オーケストラの伴奏で「夢讃歌」を合唱し、ハーモニーを響かせました。

小原芳明学園長から優秀な成績を収めるだけでなく、在校生の模範となり課外活動や部活動などにも熱心に取り組んだ生徒に送られる「学園長賞」が発表され、卒業生から浅見春佳さんが受賞しました。

そして、卒業生からのスピーチでは、代表して浅見春佳さんと岡崎アミさんが壇上に上がりました。8年間を玉川で過ごした浅見さんは、先生から言われた「今を大切に生きてほしい」という言葉をずっと大切にし、心の支えとなっていたことに触れました。「どんなことでも力を抜かずに、小さなことでも困難でも取り組んできました。『負けたくない』という気持ちがまた、自分の選択肢を広げてくれました。ペガサス祭の実行委員の長として取り組み、生徒だけで素晴らしい祭を作り上げたことを誇りに思います。進む道が決まったら、自分の全力を注いで挑戦していってください」と後輩たちにエールを送りました。

浅見さんからバトンタッチをした岡崎さんはIBのDPの生徒で、英語でスピーチを行いました。15年間玉川で過ごした岡崎さんは、IBのMYPの初日の先輩の言葉が心に残っているそうです。「“Take a chance”と初日の先輩のスピーチにあったのが忘れられません。IB で、open mindsであることとリスクをとることを恐れないことを学びました。そしてIBでは勉強だけでなくNGO活動や海外交流なども経験したことにより、人々とつながることを身につけ、自分の夢も見いだすことができたのです。世界を良い方向に変えていくということに自分も参加できる、自分でも何かを変えられるという自信が持てました」と話しました。

生徒全員で「たたえよ主の御名」を合唱した後は、小原学園長のスピーチです。「学問の基本は努力の積み重ねを忘れないことです。今日は中等教育の終わりですが、高等教育のスタートの日でもあります。基礎知識を得ても、これからさらに世の中や人への疑問や問いは生まれ続けるでしょうが、常に大きな夢を持って努力を続けてほしい。玉川学園の“夢”という字は1画多いですが、それは常に大きな夢を抱いてほしいからです。そしてどの学部や分野に進んでも、これからのグローバル社会で必要な英語の力は常に高めていってください」と言葉を送りました。
全員で校歌を合唱し、愛する母校への気持ちを一つにし、ついに卒業生の退場です。担任の先生方が前に並んで卒業生を見送ると、先生とハイタッチや握手をする姿や、手紙を渡す姿もありました。先生方は、凛々しく前へと進む12年生たちを目を潤ませつつ、そして誇らしげに見送り、会場中からは卒業生の将来へのスタートを祝福する拍手がずっと続きました。