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知識と経験、そして玉川のモットーを胸に、社会へ。大学卒業式、大学院修了式が行われました

2019.03.26


3月17日(日)、大学の卒業式と大学院の修了式が大体育館にて行われました。大学卒業式は、学生数も参列される保護者の皆さんの人数も多いことから午前と午後の二部構成とし、午前は文学部・教育学部・リベラルアーツ学部・観光学部・文学研究科・教育学研究科、午後は農学部・工学部・経営学部・芸術学部・農学研究科・工学研究科・脳科学研究科・マネジメント研究科・芸術専攻科の卒業式と修了式が行われました。

リベラルアール学部の徳田章客員教授が司会を担当、そして教育学部の富永順一教授が玉川大学管弦楽団の指揮を担当し、式は厳かに始まりました。参列者全員で国歌を斉唱した後に学位記の授与があり、大学院生は一人ひとり、そして学部生は各学部学科の代表者が壇上に上がり、小原学長から学位記を受け取ります。小原学長と、そして在籍学部の学部長としっかりと握手を交わす姿が印象的でした。
学位記授与に続き、学長賞の授与も行われました。学長賞は、各学科で在学期間を通して学業、人物共に優れた学生に対し、その名誉を讃えて贈られます。本年度も19名の学生がこの名誉ある賞を受け、小原学長から賞状と記念品を授与しました。参列者に向けて一礼する学生たち一人ひとりに対して、会場からも大きな拍手が沸き起こります。

卒業生代表スピーチも、学長賞受賞者が担当しました。リベラルアーツ学部リベラルアーツ学科の冨井優花さんは思い出深い出来事として10ヵ月間のイギリス留学を挙げ、「語学研修後に受講した正規の授業では苦労しましたが、現地の先生の指導や友人のおかげで、国際政治やイギリス文化まで楽しく学べました。何より、お互いの文化や宗教、個性などを尊重することの大切さを理解できたと思います」と、学部の留学について触れました。その上で、二人とも先生や職員、友人、そして家族への感謝の気持ちを言葉にしました。また経営学部国際経営学科の栗木さくらさんは「所属した茶道部では多くの出会いと同時に、心を落ち着かせて一つのことに集中して取り組むことを学ぶことができました。学業面では科目の多さから、時間を有効活用するという意識が芽生えました。こうした学びと経験は私の軸となり、これからの私の強みになっていくと思います」と、4年間の学生生活での成長面を語りました。

リベラルアーツ学部 冨井優花さん
経営学部 栗木さくらさん

そして卒業生による「仰げば尊し」斉唱の後、小原学長から祝辞が贈られました。「君たちは入学以来、さまざまな学修に取り組んできました。これからはその蓄えた知識をもって現実の課題解決に挑戦し、社会貢献を目指してください。けれども現代は常に新たな知識が生産される知識基盤社会であり、君たちが社会で活動する限り、真理の追究は続くのです。今日この丘を離れるにあたり、今一度、正門の玉川のモットーを読んでください。いかに社会が豊かになっても、まだまだ多くの問題と課題が存在します。もし我々がより良い社会を望み、そしてそのために誰かが行動を起こすならば、どうぞ、苦しくていやな 辛い 損な場面を 真っ先に担当する玉川っ子であってください。やがて君たちが地の塩、世の光となってくれることを願って、諸君への門出の言葉とします。今日は卒業おめでとうございます」。

小原学長の祝辞の後、参列者全員で校歌を歌い、卒業式・修了式は終了しました。参列者からの拍手に見送られ、退席していく卒業生たち。大体育館の外では、お互いをたたえ合う卒業生の輪が、いくつも生まれていました。この日、玉川の丘を巣立っていった卒業生の皆さんが、身につけた知識と経験、そして玉川のモットーを胸に、これからも活躍していくことを願っています。

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