観光学部 「ブランドUSA・アメリカツアープランニングコンテスト2018」でグランプリを受賞―3年連続で入選!

2019.04.22

アメリカツアープランニングコンテスト実行委員会主催「ブランドUSA・アメリカツアープランニングコンテスト2018」に観光学部3年(当時)石塚梨花さんと鈴木香江さんの二人が企画したツアー作品が栄えあるグランプリを受賞。3月には都内で授賞式が行われました。

左から鈴木さん、石塚さん

このコンテストは、日本人を対象にアメリカの自然、都市、グルメ、アクティビティー、エンターテイメントを盛り込んだユニークな旅行企画を募集するもので、旅行会社の社員、観光を学ぶ大学生や専門学校生から112作品が寄せられ、グランプリ2作品、準グランプリ4作品、ブランドUSA特別賞1作品、努力賞7作品が選ばれました。

石塚さんと鈴木さんは「観光者行動とマーケティング」を学ぶ中村哲教授のゼミに所属。中村ゼミでは第1回目から毎年数名がこのコンテストに応募しており、これまでに準グランプリ、努力賞、ブランドUSA特別賞を受賞してきました。第3回目となる今回、2人の企画が見事、グランプリに輝きました。

  • グランプリ *2作品受賞

    【作品名】

    アメリカの魅力再発見!ニューイングランド地方で自然/食/都市/文化・歴史を堪能する8泊10日の旅

  • 企画内容について

    子育てが終わり、時間やお金に余裕がある「60~70代のシニア夫婦」をターゲット層に企画したのは、ニューイングランド地方を紅葉シーズンに巡る8泊10日のツアーです。この地はアメリカ人の国内旅行先としては人気ですが、日本人にはまだあまり知られていない都市です。そのため、ターゲット層の「元気なうちに新しい場所に行きたい」というニーズを踏まえ、紅葉の名所として知られ世界中から観光客が訪れるこの地を旅行先としました。また、シニア層が旅行の際に重視する自然や歴史・文化、食を旅行プランに取り入れ楽しむことにより、アメリカの魅力を再発見する機会になることが期待できます。

    提出したツアー企画 *一部抜粋
  • 「自然」をキーワードに選んだ場所は、まだ日本人に知られていないアメリカ北東部、ニューイングランド。「シニア層の特徴をリサーチし、ゆっくりと旅行を楽しんでもらう企画にしました」という石塚さん。コースの実現性をとことん追究し、その過程では漠然としたものが形になっていくおもしろさを感じたといいます。

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二人は旅の楽しみの一つでもある「食」にも着目し、滞在地ごとにおすすめのレストランを紹介しました。「調べていくと新しい発見があり、楽しかったです」と話す鈴木さん。情報源となるWebサイトはもちろん英語。1年間のオーストラリアへの留学※で高めてきた英語力を活かし、情報収集をしました。選考は指定の書類提出のみで、プレゼン等がないため、読みやすさにも注力したといいます。提出したシートは統一性のあるデザインで、読み手が一目でわかるよう情報が簡潔にまとめられています。「グランプリを獲得したいと、書類の提出締切時間ギリギリまでねばりました」と笑顔で語ってくれました。

    • 観光学部では、オーストラリアへの1年間の留学が必修となっています。異文化体験を通して、国際社会で活躍できる英語力と国際理解力を身につけます。留学期間は2年次の8月から3年次の7月までの間で、1年次にTOEIC®Listening & Reading Test で500点以上のスコアを取得していることが留学出発の条件となります。
  • 受賞にあたって

    グランプリに選出していただき、大変うれしく思っています。このコンテストを通して、チームの在り方、そして目標を立てることの大切さを学びました。一か月という限られた期間の中で、何をすべきかを明確化にし、お互いの役割に責任をもち、足りない部分は補いながら取り組みました。また、「グランプリを取る」という目標に、二人の気持ちのベクトルを合わせ、作品の完成までの過程を効率よく進めることができました。今回の取り組みは私たちにとって大きな自信となりました。ここで学んだことをこれからの学修、そして社会でも活かしていきたいと思います。(鈴木さん)

    応募するかを悩んでいる私たちの後押をしてくれた先輩方。お忙しい中、最後までサポートしてくださったゼミの中村先生。多くの方々からの支えがあったからこそ、今回グランプリという素晴らしい賞をいただくことができたと、心から感謝しています。(石塚さん)

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  • 中村教授のコメント

    今回、コンテストにチャレンジした学生は旅行業界への就職を希望しております。昨年のコンテストで入賞し、旅行業界への就職が決まったゼミの上級生から昨年12月頃にコンテストへの応募を勧められたことをきっかけに、プラン作成の作業が始まりました。その頃から、入賞という目標実現への熱意をうかがい知ることができました。
    学生から私のところに第1案が出てきたのが今年の1月12日。その時は取り上げたい場所が決まった程度で、ツアー企画とは程遠いものでした。その後、急ピッチで作業を進め、努力の甲斐もあり魅力ある内容に仕上がりました。
    学生にとって、商品を想定したプランニングは初挑戦でしたが、素材の決定やターゲットの選定、実現可能なコースの組み立て、他者への説明資料の作成と、旅行業界へのEmployability(雇用される能力)を養う絶好の機会となりました。もちろん、二人のチームワークが良かったことは言うまでもありません。

この経験を通して、時間管理とチームワークの大切さを改めて感じたという二人。海外留学やゼミでの学びを軸に多くのことを吸収する機会となりました。今後、希望の旅行業界に就職して、活躍してくれることを願っています。

3年連続の入賞にあたって:中村教授
ブランドUSA・アメリカツアープランニングコンテストでは、第1回目の2016年以来、3年連続で入賞することができました。2016年に入賞した卒業生の中には、旅行業界に就職し、自身の提案した修学旅行の企画が実現したとうれしい報告も入っています。このコンテストをひとつのきっかけとして、学生たちは旅行業界の仕事への認識が深まっていることを実感しております。最後に、このようなチャンスを作ってくださったコンテスト主催者の皆様に感謝申し上げます。