児童、保護者、教職員の皆で作り上げる春の一日。晴天の下、1-4年生の運動会が開催されました。

2019.05.13

4月28日(日)、玉川学園(1~4年)の運動会が開催されました。当初は27日(土)開催の予定でしたが、天候不順により順延。翌日開催としたことで、抜けるような青空が広がる、絶好の運動会日和となりました。
秋の体育祭では幼稚園児から大学生まで参加する分、出番は限られていますが、この日の運動会はみんなが主役。かけっこや玉入れ、綱引きといった伝統的な種目を、思う存分楽しむ一日です。またこの運動会には、幼小連携教育の一環として幼稚部の年長組児童も参加して行われます。会場となる総合グラウンドには早朝から保護者の皆さんが駆けつけ、観客席はほぼ満席となりました。
開会式は、4年生児童の英語を交えた司会で幕を開けました。後藤教育部長(1-4年)による「我々の競争相手は、無限大の青空、確乎不動の大地、しっかり頑張りましょう。学園長小原芳明先生が体育祭の際に話されるこのメッセージには、玉川っ子がこの大空の下で、広い大地の上で、敵味方関係なく、全力で頑張ってほしいという先生の想いが込められています。今日は赤組、白組、そしてお父様お母様、全力で素敵な一日にしましょう」という開会の言葉の後、4年生女子児童による選手宣誓がありました。「私たち玉川っ子は、きれいな心で正々堂々と戦い、よい頭で仲間と力を合わせ、つよい体で全力を尽くします。平成最後の運動会を笑顔でいっぱいにし、最高の運動会にすることを誓います」という力強い宣誓で、運動会は始まりました。ここでは、各種目についてご紹介していきます。

かけっこ

1-2年生は51メートル、3-4年生は66メートルの距離を全力で走ります。各レースの上位入賞者が決勝へと進み、学年1位を決めます。学年1位となった児童はかけっこ終了後に表彰式が行われ、後藤先生としっかりと握手。頑張った児童に対して、観客席からも大きな拍手が送られました。またこのかけっこには年長組の園児も参加。皆が元気に走りきり、ゴールの先で待っている先生のところに飛び込んでいく姿が印象的でした。

綱奪い

赤組・白組で綱を奪い合い、その本数を競い合う競技です。児童は計9本、保護者の皆さんと卒業生は計15本の綱を奪い合います。綱を引く体力と同時に、どの綱を選ぶのかといった判断力や瞬発力が求められる競技です。保護者の皆さんが横一列になって走り出す様子には、児童からも大きな歓声が上がります。

玉入れ

1-2年生と幼稚部園児が参加して行われます。この競技も保護者の皆さんが参加しますが、周囲で子どもたちから声援を送られる分、玉を投げる手にも力がこもります。また終了後には、2年生児童がグラウンドに散らばった玉を競技のように競い合って片付けてくれました。

連続長縄跳び

各クラス対抗で5分間の間に何回縄を跳べるかを競い合う、3-4年生の競技です。チームワークが求められる競技でもあり、各クラスが昼休みなどを利用して練習を重ねてきました。観客席から見ていても各クラスで並び方や縄に跳び込む角度、速度などに違いがあることがよく分かります。本年度は4年生のクラスが385回を跳んで優勝。またこの競技は卒業生も参加できますが、さすが経験者。急編成のチームでも337回と第4位の記録を出すことができました。

みんな なかよし

昼休み後に行われる、児童たちの弟や妹、また玉川学園への入学を検討している未就学児のご家族が参加して行われる競技です。跳び箱や輪といった障害物を越えて、ゴールを目指します。子どもたちは参加賞のお菓子を手にして大喜び。この競技は4年生のお兄さん、お姉さんが子どもたちをしっかりとサポートして行われます。

大玉送り

1-4年生と保護者の皆さんが赤組・白組に分かれて並び、4つの玉を順に送っていく競技です。この玉を児童は転がして、保護者の皆さんは頭の上を通していきます。小さい玉は直径90センチメートルですが、大きな玉は直径180センチメートルもあり、上手に送っていくことは容易ではありません。1回戦は赤組の全勝、そして2回戦は白組の全勝と、まさに互角の勝負でした。

選抜リレー

赤組・白組それぞれが2チームを構成して、1年生から4年生までの男女各2名、合計16名でバトンをつないでいきます。学年が上がるたびに身体も大きくなり、走る速度も上がっていきます。抜きつ抜かれつのレース展開に、観客席からの声援もひときわ大きくなりました。

綱引き

赤組・白組に分かれて、1-2年生のお父さんとお母さん、3-4年生のお父さんとお母さん、そして1-2年生(男女合同)、3-4年生の男女の計7試合が行われました。最後の種目ということもあり、「あーか!」「しーろ!」のコールが響き渡り、まさにグラウンド全体が一つになりました。

閉会式では後藤先生から得点の発表がありました。最初のかけっこから最後の綱引きまで、終始接戦が続いた今回の運動会ですが、最終的に504対496という僅差で赤組の優勝となりました。優勝した赤組を代表して、4年生の児童が父母会長から優勝カップを手渡され、それを掲げると大きな拍手が沸き起こりました。後藤先生は閉会の言葉として「赤組も白組もよく頑張りました。嬉しい、悔しいと感じるのは、一生懸命頑張ったからです。明日からもその気持ちを忘れないでください」と、児童に向けて語りかけました。また後藤先生は「今日は休日にもかかわらず、放送技術部のお兄さん、お姉さんが大会運営を手伝ってくれました」と、裏方として会を支えてくれた高学年生徒も紹介。観客席からも拍手が送られました。
運動会を通じて、児童たちは全力を出し切ることと同時に、勝っても負けても相手をたたえ合うこと学んでいきます。また各競技の機材搬入といった準備にはディビジョン最上級生の4年生児童たちが対応しました。こうしたことも自主性や協調性を身につける機会となっています。
新学期が始まって約一ヶ月。運動会を通して、児童たちはクラスの絆を一層深めることができました。