玉川学園と台北市立東湖國民小學の合同演奏をメインとした国際音楽交流を行いました。

2019.05.14

2019年4月23日、台北市立東湖國民小學の児童25名と校長先生、音楽担当の先生方が、国際音楽交流のために来園しました。

台湾の首都台北市郊外にある東湖國民小學は「全人教育」を教育理念の一つとして掲げており、音楽教育に力を入れていることで知られています。玉川学園吹奏楽部は同じ台北市の中学校との交流があり、今回の国際音楽交流はその縁で実現することになりました。

来園した25名はバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスから成る弦楽団所属の3年生から6年生までの児童で、まずキャンパス内にあるスターレックドームでドーム全体に映し出された星空を楽しみました。それから6年生と一緒に昼食を共にし、午後の授業(英語、情報、音楽)に参加して、親交を深めました。

そして、場所を中学年校舎講堂に移して、東湖國民小學弦楽団は仲良くなった6年生のためにミニコンサートを開催。台湾のコンクールでの優勝曲「シンプルシンフォニック」と台湾の伝統音楽「蘭陽舞曲」の2曲を披露してくれました。小学生とは思えぬそのテクニカルで力強い演奏に玉川学園の児童たちもびっくり。大きな拍手と歓声で応えました。そのお返しに6年生は歌を披露しました。

その後、5年生から12年生で構成される玉川学園オーケストラ部、ハンドベルクワイアとの共演のための合同練習を経て、いよいよメインイベントの国際交流コンサートの開演です。このコンサートは一般の方々にも開放されました。

コンサート開演前には両校のプレゼント交換もあり、和やかなムードの中でまずはハンドベルクワイアが荒井由美「ひこうき雲」を演奏。一糸乱れぬアンサンブルと美しい音色に台湾の児童たちも感動の面持ちで聞き入っていました。
次に玉川学園オーケストラ部が登場。ディズニーの「美女と野獣」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」という世界中でポピュラーな名曲2曲を演奏し、会場は大いに盛り上がりました。

続いて東湖國民小學弦楽団は、リメイク作品が公開予定のディズニー映画「ライオンキング」主題歌と「ドラえもん」主題歌を含む4曲を披露。ミニコンサートの時にも増して力強い演奏を聴かせてくれました。

そして最後は玉川学園ハンドベルクワイアとオーケストラ部が加わって、ミニコンサートでも演奏された「蘭陽舞曲」の合同演奏です。その日、初めて会ったとは思えない息の合った、そしてそれぞれの個性が溶け合った見事なアンサンブルでコンサートの幕を締めくくりました。
終演後は両校の児童・生徒と先生がステージに上って「I LOVE JAPAN」「I LOVE TAIWAN」の横断幕の前で記念撮影。玉川学園の児童たちは、再会を誓ってバスで宿舎に戻る東湖國民小學弦楽団を見送りました。
今回の台湾の小学校との国際音楽交流が契機となり、今後もさらに音楽による国際交流が広がりを見せていくことでしょう。

台北市立東湖國民小學 修金莒校長先生

言葉が通じない子供たち同士が音楽によって交流する貴重な機会をもつことができ、たいへんうれしく思います。本校では勉強はもちろん芸術や生活にも力を入れていて、弦楽団も先生方の努力や保護者の方々のご協力を得て素晴らしい演奏を披露できるようになりました。今回、玉川学園との深いご縁をきっかけに、子供たちがいっそうの成長を見せてくれることを期待しています。

李駿廉さん 台北市立東湖國民小學校6年生(弦楽団)

まず玉川学園がとても広大で素敵なキャンパスであることに驚きました。6年生のみなさんはとても優しく、授業を通して仲良くなれたことがうれしかったです。また機会があれば日本に、玉川学園に来たいです。その時は日本の伝統的な曲を一緒に演奏できればと思います。

佐藤千夏さん 玉川学園12年生(オーケストラ部)

海外の同世代の人たちと一緒に演奏したのは初めての経験で、とても楽しめました。東湖國民小學校弦楽団の演奏は上手でエネルギッシュ。指導される先生によると練習時間は短いというお話だったので、一回一回のレッスンに集中して取り組まれているのだと思います。自分自身の音楽への向き合い方など大きな刺激を受けました。