玉川学園自衛消防隊が今年も町田市の自衛消防技術発表会に出場。職員の約1/3が自衛消防技術を身に着け、いざという時に備えています。

2019.10.01

9月12日(木)、町田市主催による自衛消防技術発表会が町田消防署本庁舎で行われ、玉川学園が優良賞を受賞しました。この発表会には市内の企業や団体、教育機関、各種施設が参加し、日頃の消防訓練の成果を発表するというものです。玉川学園は毎年メンバーを変えて隊を編成し参加しており、防火・防災に対応できる人材育成に取り組んでいます。

自衛消防技術発表会は1号消火栓の部と2号消火栓の部があります。今回、1号消火栓の部は9隊が、そして2号消火栓の部には11隊がエントリーしました。玉川学園自衛消防隊が出場した1号消火栓の部は3人で実施。地震により火災が発生したという設定で初期消火、通報連絡、避難誘導などの災害発生時の初期対応を実際に行います。初期消火では消火器・消火栓を操作し、30メートル先の火を模した標的を狙って放水。通報連絡では、119番通報の要領や消防職員への現場引継ぎを、避難誘導では、館内放送や現場での誘導声掛けなどが一連の流れになっています。
今年は隊員が作業中にケガをしたという想定で、三角巾による応急救護も加わりました。
どちらの部門でも一連の行動の的確さや指示の出し方、取り組む姿勢などが審査の対象になっています。

玉川学園自衛消防隊は、7月から14回の訓練を重ね本番を迎えました。当日は機材トラブルに見舞われながらも、指揮者を中心に規律ある機敏な行動と、「生徒・学生を助けたい」という思いが伝わる演技を披露しました。

広大なキャンパスに幼稚園児から大学院生までの幅広い年代が生活している玉川学園では、災害が起きた際でもまずは自分たちで対応することが必要です。そのため消火器・消火栓の使用方法や避難誘導時の注意点などを理解している防災リーダーが求められるのです。実際に玉川学園では、職員の約1/3がこの自衛消防技術の訓練経験者であり、有事にはこのメンバーが現場での中心的存在になれる知識・技術を備えています。このことが玉川学園として何よりの誇りであり、これからも自衛消防隊員を育成していくことで、安全で安心なキャンパス作りを目指していきます。

  • 指揮者 経田 明子 さん (総務部総務課)

    操法の訓練は慣れないことばかりでした。「気をつけ」、「回れ右」などの規律訓練は繰り返し練習し体が自然と動くようになりました。指揮者は自分の指揮命令が1番員・2番員にも影響します。しっかりと2人を引っ張れるように意識して声を出すように練習していました。この訓練を通して、指揮者は冷静に正確な情報を伝えることが重要であることを理解しました。万が一災害が起きてもこの経験を活かし、冷静沈着に行動したいです。

  • 1番員 七井 和弘 さん (玉川学園警備隊)

    1番員は2番員と初期消火・避難誘導にあたるため、2番員との連携を意識して取り組みました。私の課題は、消火栓のホースを伸ばしていく一連の動作です。14回行った訓練では一度も自分の納得する動きができませんでしたが、本番直前の練習でようやく納得できる動作をつかみ自信をもって本番に臨むことができました。この経験を活かして、次は教える側として、警備隊のスキル向上にも貢献したいです。

  • 2番員 小川 雄司 さん (玉川学園警備隊)

    2番員は1番員とともに初期消火や避難誘導を対応するのが役割です。七井さんと同様、1番員との連携を意識して日々訓練していました。1番員が活動中ケガをしたという想定で応急手当をする担当だったため、三角巾の取り扱いが私にとっての課題でした。本番は訓練の時よりも素早く丁寧にできたのはうれしかったです。今回の訓練を通して消火栓の取り扱いに自信が持てました。いざ、災害の時にはだれよりも率先して行動したいと思います。