子供たちの想像力や考える力を引き出す。玉川の教育が感じられる1〜4年生の玉川学園展。

2020.03.17

児童・生徒たちがこの1年どのようなことを学び、どのようなことに取り組んできたのかを保護者の皆さんに見ていただく機会となっているのが、玉川学園展です。1~4年生(低学年)と5~8年生(中学年)でそれぞれ行われますが、2月22日と23日の2日間は、1~4年生の玉川学園展が開催されました。

本年度の1~4年生玉川学園展は新型コロナウィルス感染症対策を徹底し、校舎入口でも子供たちが来場者にアルコール消毒液の使用をお願いしたり、教室展示でも窓を開けて換気に努めるなど、さまざまな対策を施しての開催となりました。

1、2年生の教室展示では、主にこの1年間の学習成果をクラスごとに紹介。例えば1年生では習った漢字を使ってカルタを作ったり、「ありがとう」の気持ちを模様にして描いてみたりといった内容が展示されていました。また2年生では総合科の授業で行った「海の生き物調べ」や「乗り物比べ」といった展示が注目を集めていました。
これに対して3、4年生は教科ごとに展示が行われます。3年生の社会科では「地図記号」について調べたり、4年生は夏休みに水について調べ学習を行って、その結果を壁新聞にまとめるなど、学年ごとの学びの特色もよく理解できる内容でした。

1年生の展示
2年生の展示
4年生の展示

こうした教室展示だけでない点が玉川学園展の魅力でもあります。本年度も中央ホールや音楽室を使ってさまざまな発表が行われました。中でも毎年人気を集めるのが児童による口述発表「聞いてください」です。これは1年生から4年生までの10名の子供たちが興味を持ったことを深く掘り下げ、先生に教わりつつ資料作成や発表のための原稿制作を行った上で臨む、スーパープレゼンテーションです。絵本づくりに挑戦した1年生、温泉の泉質を比較した2年生、ピアノの構造を調べた3年生、英語でプレゼンテーションを行った4年生もいました。5分程度の内容でしたが、仮説や検証など研究発表の基本がきちんと押さえられていた点が印象的でした。また、自宅で行われた研究も多く、ご家族の方も教育に参加していることがよくわかる内容となっていました。こうして培われた自学自律の精神は、中学年での自由研究や高学年での学びの技へとつながっていきます。

1年生
2年生
3年生
4年生

この他にも、各学年でさまざまな発表が行われました。1年生は英語で「MY TALENT」をテーマに一人ひとりが発表。2年生はクラス全員で詩の朗読に、3年生は学年全員で朗読劇に挑戦しました。そして4年生は「聞いてください」同様に、口述発表に取り組みました。

1年生
3年生
4年生

また学習発表だけでなく、デンマーク体操の演技披露や縄跳び大会、さらには中学年と高学年のロボット部の展示発表も行われました。

1~4年生の玉川学園展は、教室展示も発表も子供たちの好奇心や想像力が存分に発揮された内容となっていました。また「自ら問題を作る」といった、アクティブ・ラーニングにも通じるような教育が、今日の玉川学園で数多く取り入れられていることがよくわかる内容でもありました。

1年生クラス発表
2年生朗読発表
3年生展示

子供たちの1年間の成果と同時に、玉川学園での教育の狙いや特長が理解できる玉川学園展。来年度はぜひ多くの方にご覧いただけることを願っています。