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「きれいな心・よい頭・つよい体」で、春からは小学生に。幼稚部で卒園式が行われました。

2020.03.23

3月12日(木)、幼稚部の卒園式が執り行われました。新型コロナウィルス感染症予防対策のため、保護者の皆さんだけをお招きしてのこぢんまりとした開催となりましたが、よく晴れた青空の下、子供たちの元気な声が響く素敵な式となりました。

本年度も会場となったのは、University Concert Hall 2016の大ホール、MARBLEです。卒園式は、子供たちによる「ゆかいに歩けば」を歌いながらの入場からスタートしました。そして、子供たちのこの3年間の歩みがステージ上の大きなスクリーンに映し出されます。丘めぐりやプール、遠足、そして5歳児合宿など、泥だらけになって遊ぶ様子やおどけたポーズに、会場には笑顔があふれました。約10分間の短い映像の中からも、子供たちが日々成長していく様子が感じられました。 そしてスライドショーの後には、小原芳明学園長からのお話がありました。

「皆さん、今日は卒園おめでとうございます。玉川っ子の『きれいな心・よい頭・つよい体』の三つの約束を守り、この3年間で皆さんは大きく成長しました。幼稚部では先ほどのスライドのように、いろいろなことをしましたね。また本年度は、横浜アリーナで90周年の創立記念式典もありました。そうしたいろいろなことも、幼稚部の思い出として大切にしていってください」と、子供たちに語りかけた小原学園長。続けて保護者の皆さんにもメッセージを送りました。「この3年間の子供たちの成長は著しく、親にとっても大きな喜びです。またここに至るまでには、多くの苦労もあったはずです。彼らが社会人として一人前になるには、これから多くの経験と教育を必要としています。これからも誠心誠意、子供たちの成長に携わっていきましょう」。

最後に小原学園長は、「今日、実は皆さんと一緒に幼稚部を卒業する先生が一人います。紹介いたします。櫻井先生です」と、幼稚部長の櫻井利昭教諭の退任についても触れました。ステージでスポットライトを浴びる櫻井先生。「えーっ!?」とザワザワする子供たち。櫻井先生は43年間にわたり、小学部と幼稚部で指導をしてきました。「長い間ありがとうございました」と小原学園長。櫻井先生に、会場全体からも大きな拍手が送られました。

学園長のお話に続き、卒業証書の授与が行われました。名前を呼ばれるたびに大きな声で返事をして、ステージの中央へ進み出る子供たち。入園式ではお母さんやお父さんと一緒に立った場所に、今は一人でしっかりと立っています。学園長から卒業証書が授与され、ステージ上に設置された椅子に座るまで、会場からは拍手が続きました。

いつもの年であればここで幼稚部を卒園した4年生からのお祝いの言葉があるのですが、本年度は休校中のため、式次第にお祝いの言葉が記載されました。その中には「小学校になるともっともっと新しい友達が増えます。小学生になったら挨拶や返事をもっと頑張りましょう。一番大事なのは、『きれいな心・よい頭・つよい体』の3つです。この3つを大事にしましょう」とありました。春からの新生活も、お兄さんやお姉さんが支えてくれることでしょう。
そして卒園児による卒園の言葉がありました。皆で声を合わせながら「僕たち、私たちは、卒園します。お父さん、お母さん、ありがとう。小学校、楽しみです」という言葉の後に卒園の歌「虹」を歌うと、会場全体が大きな拍手に包まれました。

こうして本年度も41名の園児が幼稚部を巣立っていきました。春からは小学校で元気な姿を見せてくれることを、今から楽しみにしています。

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