4年間の集大成がSTREAM Hall 2019に集結!芸術学部卒業プロジェクト展「THE MEDIA GARDEN」

2021.03.29

2月24日(水)~26日(金)3日間の日程で、芸術学部卒業プロジェクト展「THE MEDIA GARDEN」が行われました。例年横浜赤レンガ倉庫1号館で開催しておりましたが、緊急事態宣言下の中、新型コロナウイルス感染予防の観点からできる方法を検討し、2020年4月から運用を開始した新校舎STREAM Hall 2019を会場に、来場者を限定して実施することになりました。

THE MEDIA GARDENの特徴は多彩なジャンルの芸術作品が一堂に会する点であり、これは幅広い分野に取り組む玉川大学芸術学部の特徴でもあります。今回は、芸術学部メディア・デザイン学科と芸術教育学科(美術・工芸コース)それぞれの4年生の卒業制作が中心ですが、絵画からデザイン、工芸、映像作品、インスタレーションなど多種多様な作品が展示されました。会場となったSTREAM Hall 2019では、食堂エリアや各フロアのフリースペース、作業室などを活用し、いたるところにアートが広がる空間になっていました。いままでの学修で積み重ねてきた技術と知識をフル活用し、更なる挑戦に取り組んだ見ごたえのある作品ばかりでした。

作品展示の会場には、学生が待機しており、来場者に向けて作品の説明を行う役を担当。自身の作品だけでなく、他の学生の作品についても見所や特徴的な技法など、詳しく説明してくれました。一つひとつの作品を熱く語る学生、そこには4年間の学修の深さを感じました。

作品について芸術教育学科の学生、メディア・デザイン学科の学生に聞いてみました。

タイトル:生命

芸術教育学科4年 内井光貴さん

本作品は細胞をイメージしてつくっており、粒や線は細胞分裂を連想されます。普段は見えない生命の営みを表現した陶芸作品です。
「細胞は普段イメージしにくいもの。内臓や細胞と聞くとちょっとグロテスクな印象がありますが、アートのフィルターを通すことによって見やすくもなり、引き寄せられます。陶芸作品は自分の手を使って作るので、魂が宿る気がします。そして窯から出すまでどうなるかわかりません。自分の想像を超えた仕上がりになったときは感動を覚えます。」と陶芸の魅力も話してくれました。
4月からは、川崎市の美術科の先生として、教壇に立つ内井さん。中高生に美術の魅力を伝えていきたいと抱負を語ってくれました。

タイトル:THE MEDIA GARDEN 総合案内サイト

メディア・デザイン学科4年 桂城 優里子さん

『現地で使えるデジタルパンフレット』をめざし、THE MEDIA GARDENでのイベント情報や出展された作品の検索などができるwebサイトが桂城さんの作品です。レスポンシブ対応(様々なディバイスに最適化する画面レイアウト)を適用し、ユーザーの利便性を高めています。
「THE MEDIA GARDENは、毎年見に行っており、先輩方の作品をみてきました。しかしこういった作品を作るにはどの先生のゼミに入ればできるのかというのがわかりませんでした。そこで考えたのは、このwebサイトです。メディア・デザイン学科と芸術教育学科の作品が並んでいるので、学科別、作品分類別、指導教員別で検索できるようにしました」と作品の見どころを話してくれました。
さまざまなwebサイトを見てはどのような形で作っているのかなどを調べ、試行錯誤して制作した桂城さん。今回の経験を経て、webサイト制作の奥深さを知り、ゆくゆくはwebサイト制作に携われる仕事ができればと今後の抱負を語ってくれました。

今回の卒業プロジェクト展をもって4年生はこの丘を巣立っていきます。この4年間で得た芸術に関する素養を直接的・間接的に活かすだけでなく、プロジェクト型授業などで学んだビジネススキルや、アクティブ・ラーニングで身につけた能動的な姿勢などを活かして社会で活躍してくれることでしょう。今年の卒業プロジェクト展も、そんな期待を抱かせる内容でした。

現在、特設サイトにて、THE MEDIA GARDENのweb展覧会を実施中です。
ぜひこちらからご覧ください。