3年間で大きく成長した園児たちの卒園式。春からは、いよいよ1年生です。

2021.03.31

3月18日(木)、幼稚部の卒園式が執り行われました。新型コロナウイルス感染症予防のため、参列者を卒園児保護者の皆さんに限定しての開催でしたが、初春のやわらかな日射しのもと、心温まる式典となりました。

卒園児の入場を待つ間、会場となったUniversity Concert Hall 2016の大ホール、MARBLEのスクリーンには、この3年間の子供たちの歩みが映し出されました。園内で元気に遊ぶ姿、丘めぐり、運動会など、生き生きとした子供たちの様子を、保護者の皆さんは真剣に見入っていました。

そして開会の挨拶の後、いよいよ卒園児たちの入場です。客席後方の入口から一列になり、曲に合わせて大きく手を振って入場してくる卒園児たち。演奏を担当するのは、玉川学園オーケストラの7年生から12年生です。卒園児たちが席についたところで、小原芳明学園長からのお話がありました。「今日、幼稚部を卒業する玉川っ子たち、おめでとう」という小原学園長の言葉に、大きな声で「ありがとうございます」と答える卒園児たち。そして小原学園長は「幼稚部ではたくさんの友だちができて、元気に遊びましたね。本を読み、言葉を覚えて、お話しが上手になりましたね。この3年間で、皆さんはたくましいお兄さん、お姉さんになりました。そうした姿を見て、お父さん、お母さんは喜んでいますよ」と、卒園児に語りかけました。その上で、「お父様、お母様、今日はおめでとうございます。子供たちが社会人として一人前になるまでには、たくさんの経験と教育が必要です。これからも、子供たちの学びの支えとなってください」と、保護者の皆さんにもメッセージを送りました。

学園長に続いて登壇したのは、幼稚部を卒園した4年生のお兄さんでした。「小学校に入ると、今よりも友だちがたくさん増えて、毎日がとても楽しいです。外国の先生と英語で話せるようになったり、国語で読める漢字が増えていくのは、とても嬉しいです。優しい先生方と友だちと一緒に勉強するのを、楽しみにしていてくださいね」という呼びかけに、卒園児たちは元気よく「はい!」と返事をしていました。

その後、卒業証書の授与がありました。担任の先生から名前が呼ばれると元気な声で返事をし、ステージの中央へしっかりと進んでいきます。そして小原学園長から証書を手渡されると会場に一礼し、自分の席へと戻っていきます。3年前にはお父さんやお母さんに手を引かれて不安げに上ったステージに、今日は一人で胸を張って立つ卒園児たち。そこには、確かな3年間の成長の跡が見て取れました。
卒業証書授与の後、会場の全員が起立して玉川オーケストラの演奏する校歌を静聴し、この日の卒園式は終了しました。

式典を終え、ステージ上で卒園児の記念写真が行われた後、サプライズが用意されていました。昨年度まで幼稚部長として子供たちと接してきた櫻井利昭先生から、お祝いのお手紙が届いていたのです。コロナ禍ということもあり参列を辞退されたそうですが、学園を離れても子供たちに想いを寄せてくださっていた櫻井先生。「皆さんは、いつでもどこでも、きれいな心・よい頭・つよい体の玉川っ子です」という先生のメッセージには、会場からも大きな拍手が送られました。

リモートによるオンライン幼稚園など、予想もしなかったことが数多く起きたこの1年。そうした中でも先生たちは保護者の皆さんと一緒になって、子供たちができるだけ多くの経験を積めるような工夫を重ねてきました。結果として、誰にとっても思い出深い1年間となったことでしょう。幼稚部でのたくさんの思い出を胸に、巣立っていく37名の卒園児たち。4月からは、小学校での新しい毎日が子供たちを待っています。