チャンスを活かして、それぞれの夢の実現を。玉川大学の新1年生が参加し、入学式が行われました。

2021.04.15

4月2日(金)と3日(土)に、玉川大学の入学式が行われました。一昨年までは午前と午後の2回に分けて1日で行われていましたが、本年度は密な状況を避けるため、3月に行われた卒業式と同様に2日間にわたり計4回に分けて開催。2日の午前は文学部と農学部、午後は工学部とリベラルアーツ学部、3日の午前は経営学部と芸術学部、そして午後は教育学部と観光学部の新1年生が入学式に臨みました。

会場となった大体育館では、入学生も保護者の皆さんも検温や手指消毒といった感染症対策を行った上で、間隔を開けて着席。玉川大学管弦楽団による奏楽で入学式は始まり、国歌を静聴した後、入学生の紹介が行われました。そして、入学生全員が起立し、入学生宣誓が行われました。代表して壇上に上がった学生は「私たちはあらゆる教育活動に積極的に参加し、厳しい学問研究のために自分自身の果たすべき義務を自覚し、絶えず自己研鑽に努めます。また玉川学園の上級生として子供たちの手本となるよう、常に良識を持って行動し、学生の本分を全うすることをここに誓います」と力強く宣誓書を読み上げ、小原芳明学長に手渡しました。

そして、小原学長による入学生に向けた訓辞がありました。
「今日は、入学おめでとう。創立以来、本学ではこの玉川の丘で学ぶ学生生徒たちのことを玉川っ子と呼んでいます。この丘では幼稚園児からの玉川っ子たちも学んでいますから、彼らの上級生にふさわしい学びを心がけてください」と、小原学長はまず入学生たちに語りかけました。
その上で、玉川大学の指針でもあり、人生の究極的な目標であるIDEALSについて触れました。IDEALSはこれからの国際社会で求められるさまざまな資質の頭文字を取った言葉です。そのフレーズを各学部の学びの内容と絡めて紹介。たとえばその一つであるInternational Perspective(国際的見地)に関して、文学部であれば社会の国際化のための英語及び国語の教育について触れ、農学部であれば人口が減少する現代において食料自給率を高めることの重要性について触れました。また工学部では分野融合を目指した「STREAM」の学修の必要性と世界と伍していくための英語の重要性を、経営学部では政治科学や地政学の重要性を、芸術学部では世界における美の基準の違いについて、一方でリベラルアーツ学部では世界共通の学問分野に広く触れることの重要性について説明を行いました。さらに新型コロナウイルス感染症との関連から、教育学部ではコロナがもたらした教育手法の変化を、そして観光学部ではコロナ後に想定される観光業界における世界的な人材不足について言及しました。
その上で「大学には多くのチャンスがあります。そのチャンスを活かして、それぞれの夢へ向かって歩んでいってください」と、入学生に向けてエールを送りました。

また学友会長からの祝辞や父母会長の挨拶もあり、これから始まる4年間の学生生活を、多くの人が支え、見守っていることを感じる式典となりました。

こうして今年も新1年生1,500名以上の玉川の丘での学びの日々が始まりました。90年前に当時の小学生が植えた桜の木は満開の時期を過ぎてしまいましたが、キャンパス内には桜以外にもさまざまな草木があり、色とりどりの花を咲かせています。この日玉川大学の一員となった新1年生も、4年後には一人ひとりが専門知識と倫理観を身につけ、大輪の花を咲かせることを願っています。

なお、令和2年度新入生(現2年生)は新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言で、大学入学式中止を余儀なくされました。現2年生の皆さん向けに入学式に代わる行事「令和2年度玉川大学入学 入学生の集い」を4月24日(土)実施します。

  • IDEALS
    I…International Perspective 国際的見地
    D…Democracy 民主主義
    E…Environment 自然の尊重
    A…Adventure リスクを恐れない開拓者
    L…Leadership 先取の気概と行動力
    S…Service 利他の精神、社会貢献