大学2年生を迎えて「令和2年度 入学生の集い」が行われました。

2021.05.25

暖かい春の陽気に包まれた4月24日(土)に「令和2年度 入学生の集い」が行われました。昨年4月、新型コロナウイルス感染症拡大防止措置を受け、入学式が中止となった現在の大学2年生。スタートした大学生活も3密を避けるために前期授業はオンライン中心となるなど、例年とは異なった1年間を過ごしてきました。そのような大学生活を余儀なくされてきた2年生たちに、玉川大学生としての自覚と夢の実現に向けた確固たる意志をもって学生生活を過ごしてもらいたいとの思いから行われたのが、今回の「令和2年度 入学生の集い」でした。
まん延防止等重点措置が行われている中での実施となり、密な状態を避けるため午前午後それぞれ2回の計4回、2学部ずつに分け、収容人数の関係で本会場に入れなかった学生のために同時中継を流す教室も用意されました。また会場への移動は一方通行とし、入口には手指消毒スペースを設け、会場内も間隔をあけて着席するなど万全の体制で執り行われました。

後期の学修では対面やハイブリッド型の授業が増えたこともあり、授業で知り合った友達と一緒に参加した学生も見受けられ、開始前までは和やかな雰囲気が会場を包んでいました。芸術学部の先輩の司会で会がスタートすると雰囲気が一変。張りつめた緊張感の中、学長スピーチが行われました。

「今はコロナウイルス蔓延防止のさなかですが、今日は入学生の集いを行い、皆さんをこの丘に歓迎いたします。」との挨拶のあと、小原学長は玉川大学の指針でもあり、人生の究極的な目標でもあるIDEALSについて触れ、各学部の学びの内容に合わせてその意味を紹介しました。

全学部共通に紹介したのが「I」を表すInternational perspective (国際的知見)です。グローバリゼーションの進む社会で、文学部であれば英語及び国語教育の重要性について、農学部であれば日本の食料自給率の低下による安全保障問題について、工学部では国際社会の諸問題を解決するための分野融合型学修と先端技術を理解する上での英語の重要性、経営学部では日本社会の枠組みだけでなく、諸外国とのかかわりを含めた世界観や政治科学の必要性など、学部の学びの中で玉川大学生として常に持ち続けてもらいたい視点が語られました。

また各学部に特化した内容も触れられ、例えば教育学部・観光学部に対しては「S」が表すServiceについて、国の光を見せる観光分野では、顧客の望みを叶える観光を意識すること、教育分野では定められた内容を子供たちに伝えることを基本としつつも教師としての実践とは何かを問い続けられる教育者になってほしいとの話がありました。
それぞれの学部の学びには特徴があります。その中でも玉川大学の学生としてIDEALSを常に意識しながら勉強に臨んでほしいとの学長からの話に参加者一同真剣に耳を傾けていました。

この後、大学紹介動画を視聴し、校歌を清聴して入学生の集いは終了となりましたが、参加した学生からは、「授業でキャンパスには来ていましたが、今日の会に参加して改めて玉川大学の学生になったことを実感できました」「高校を卒業し、そのまま大学の授業が始まった感じで1年間過ごし、自分は高校生なのか、大学生なのかわからなくなる時もありましたが、今日を節目に『大学生としての自分』を確認できた気がします。」といった声が聞こえました。これまでとは違う1年間を過ごしてきた2年生たちも、今回の会で改めて大学生としての自覚と大学での学びの目標が確認できたようです。

  • IDEALS
    I…International Perspective 国際的見地
    D…Democracy 民主主義
    E…Environment 自然の尊重
    A…Adventure リスクを恐れない開拓者
    L…Leadership 先取の気概と行動力
    S…Service 利他の精神、社会貢献