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これからも「きれいな心、よい頭、つよい体」の玉川っ子。幼稚部卒園式で、子供たちが大きく成長した姿を見せてくれました。

2022.03.30

3月15日(火)、University Concert Hall 2016の大ホール、MARBLEで幼稚部の卒園式が執り行われました。
客席で保護者の皆さんが見守る中、7年生から12年生で構成された玉川学園オーケストラの演奏に合わせて、子供たちが入場してきます。3年前に入園式で初めてこのホールにやって来た頃と比べると、皆前を向いて、しっかりとした足取りです。

子供たちが入場すると、小原芳明学園長からお話がありました。
「皆さん、今日は卒園おめでとう」という小原学園長に対して、子供たちは「ありがとうございます!」と元気な声で返します。「幼稚部ではロマンスカーでの遠足など、たくさんの出来事がありましたね。また遠隔教育もありました。小学校でも遠隔教育はありますが、きっと自信をもって受けることができます。この3年間で皆さんは大きく成長し、たくましいお兄さん、お姉さんになったことをお父さん、お母さんもとても喜んでいます」と、子供たちにお祝いの言葉を述べた小原学園長。そして保護者の皆さんに対しても「4月からは義務教育が始まりますが、彼らが社会人として一人前になるにはまだまだ多くの経験と教育を必要としています。玉川では親と子、教師の三位一体の教育を掲げています。これからも保護者の皆さんと私たちで、子供たちの教育に携わっていきましょう」とメッセージを送りました。

また、Primary Divisionを代表して、4年生の男子児童によるお祝いの言葉がありました。
「僕も4年前にこの幼稚部を卒園しました。幼稚部で一緒に過ごした友達は、小学校に入っても大切な友達ですから、いつまでも仲良くしましょうね。また、新しいたくさんの友達と出会い、たくさんの知らなかったこととの出会いがあります。知らなかったことを調べたり分かったりしたときは、とてもうれしい気持ちになります。今日で皆さんは卒園ですが、楽しかった思い出を持って、玉川っ子のモットーであるきれいな心、よい頭、つよい体を忘れずにいてくださいね」。

例年であれば、ステージ上で卒園児たちによる「卒園のことば」があるのですが、コロナ禍ということもあり、事前に撮影された映像が流れました。子供たち一人ひとりが3年間の毎日の中で、楽しかったことを語っていきます。みんなで大根の収穫に行ったこと、葉っぱを集めて絵を描いたこと、運動会でお友達と協力したこと。そうした行事の思い出だけでなく、お弁当をみんなで食べることができたことといった思い出も語られ、何気ない日常が子供たちにとっても大切な思い出だということが感じられました。映像の最後では「送り迎え、ありがとう! 元気に育ててくれてありがとう! 僕たち、私たちは、こんなに大きくなりました」と保護者の皆さんに向けたメッセージもあり、会場全体が大きな拍手に包まれました。

その後、学園長からの卒業証書授与が行われました。名前を呼ばれると、ステージ上で「はい!」と大きな声で返事をする子供たち。中央に進み出て学園長から証書を受け取る様子は、もう立派なお兄さん、お姉さんです。

最後に校歌を静聴し、この日の卒園式は終わりました。保護者の皆さんと連れだって、University Concert Hall 2016を後にする子供たち。3年間の幼稚部生活の中で、多くの時間が新型コロナウイルスの影響を受ける形となってしまいました。それでも卒園の言葉を聞いていると、さまざまな思い出を作ることができたのだと感じられました。彼らも4月からは小学生です。新しい環境で、新しい友達と一緒に、たくさんの思い出を作ってくれることを願っています。

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