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5年生対象にトップアスリートが「夢」に向かうことの大切さを語る「夢の教室」を開催。

2022.12.13

11月21(月)・22日(火)の両日、玉川学園5年生の4クラスを対象にした「夢の教室」がK-12経塚校舎で開催されました。「夢の教室」は公益財団法人日本サッカー協会が「JFAこころのプロジェクト」の一環として小学校5年生と中学2年生を対象に開催しているもので、サッカーだけでなく様々な競技のトップアスリート等を「夢先生」として学校に派遣。子供たちに直接「夢を持つことや、その夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などについて自らの体験をもとに伝えていくというプロジェクトです。今回はきらぼし銀行様による寄付講座として玉川学園で開催されました。

 21日の「夢先生」は元Jリーガーで、サッカー日本代表として五輪大会でも活躍された石川直宏さん、22日には競泳選手として五輪大会に4度出場し、銀と銅合計4つのメダルを獲得された松田丈志さんでした。

まずクラス全員が中央ホールに集合。「夢先生」が登場するとすぐに、子供たちから歓声や拍手が沸き起こりました。そして自己紹介があった後は早速「ゲームの時間」に。「夢先生」と一緒にクラス全員のチームワークを図りながら身体を動かすアクティビティを楽しみます。子供たちにお兄さんのように優しく語り掛けるトップアスリートにすぐに打ち解け、コミュニケーションを図る5年生たち。石川さん、松田さんお二人からは玉川学園の児童が「自分から積極的に意見を言おうとする」姿勢を高く評価していただきました。

その後、場所を教室に移してトップアスリートによる「トークの時間」。お二人の先生とも競技を始めたきっかけ、選手生活の中での苦しみや挫折、そしてそれを乗り越えたところにある喜びについて自らの経験に基づき、当時の映像も交えながら子供たちに向かって語りかけました。

お二人から第一声で「皆さん夢はありますか?」と問いかけると、みんな手を挙げて、「あります!」「ある!」と子供たち。

石川さんからは、ご自身がサッカーを始めた頃から、夢を持ちその夢に向かって努力を重ね、五輪大会日本代表となり、長くJリーガーとして活躍できたことをくわしくお話いただきました。 そして「人や環境のせいにしないこと」「自分にできることにフォーカスしてみること」、「自分を信じてコツコツ努力することが大切だ」とご自身の体験をふまえて熱く語りかけてくださいました。

松田さんからは、4歳から水泳を始めた松田さん自身の夢であった「五輪大会で金メダルに輝く」に向けた少年時代からの歩みとチャレンジについて失敗や挫折も含めてお話いただきました。 そして、「好き・楽しいがいちばん大切」「夢だった五輪金メダルは取れなかったけど、そのための努力した時間が宝物」「たとえ失敗しても、そこから学べば成長できる」とその想いを語りかけてくださいました。

石川さん、松田さんお二人の言葉からは、子供たちがこれからそれぞれの夢を実現していくにあたって参考となる貴重なメッセージが多く含まれていました。

トーク終了後、熱心に「夢先生」のお話を聞いていた子供たちは、配布された「夢シート」にそれぞれ「いま好きなことや得意なこと」「将来の夢(〇〇になって、〇〇したい)」「そのためにできること、やってみようと思うこと」を記入し、発表する時間を設けられました。子供たちの夢を笑顔で聞いた「夢先生」は「ぜひ夢をかなえて!みんなならきっとできる!!」と熱いエールを送りました。

5年生全員の記入済み「夢シート」は、「夢先生」たちがそのすべてに目を通し、一人ひとりへ思いを込めたメッセージとサインを書き加えて、後日、当日の記念写真とともに再び子供たちのもとに戻ってきます。「夢先生」たちのメッセージを受け取った子供たちは、あらためてそれぞれの夢について考え、自分の未来を切り開いていくための勇気も受け取ることでしょう。

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