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3年間で、心も身体も大きく成長した子供たち。
幼稚部で卒園式が執り行われました。

2023.03.29

3月14日(火)、University Concert Hall 2016の大ホール、MARBLEで幼稚部の卒園式が執り行われました。子供たちが入場してくるまで、壇上のスクリーンを使ってこの3年間の歩みを写真で紹介しました。丘めぐり、聖山労作、工作、ダンス…。客席の保護者の皆さんも、スクリーンにカメラを向けます。映し出される写真を通しても、この3年間での身体的な成長はもちろん、できることも格段に増えたことが分かります。

そして、いよいよ子供たちの入場です。7-12年生で構成された玉川学園オーケストラの演奏に合わせて、後方の入口から卒園生が元気に入場してきます。そしてまず、小原芳明学園長からお話がありました。「皆さん、今日は卒園おめでとうございます」という小原学園長の言葉に、大きな声で「ありがとうございます!」と答える子供たち。それに対して小原学園長は「今のお返事を聞いて、この3年間ですっかりお兄さん、お姉さんに成長したことを感じました。幼稚部に入園してからは、コロナの影響がありました。年長組になってようやく運動会、体育祭、音楽祭、それから玉川学園前駅からロマンスカーに乗って遠足にも行きましたね。そして玉川っ子の『きれいな心、よい頭、つよい体』の約束を守り、たくさんのお友だちができました。皆さんがたくましいお兄さん、お姉さんになったことを、お父様、お母様はとても喜んでいます」と子供たちに優しく語りかけました。そして保護者の皆さんに対しては、「子供たちの著しい成長は親にとって大きな喜びですが、そこには苦労もあったはずです。特にこの3年間はコロナの影響もありました。そうした中でも子供たちは小学校教育の準備をしてきました。この先も子供たちは多くの壁にぶつかりながら、それを乗り越え成長していきます。これからも親である皆さんと私たちが、共に誠心誠意教育に携わっていきましょう」とメッセージを送りました。

小原学園長の言葉に続き、Primary Division 4年生の児童によるお祝いの言葉がありました。
男子児童からは「僕も4年前にこの幼稚部を卒園しました。幼稚部にはたくさんの思い出があります。皆さんも楽しい思い出がありますか? その思い出を、小学生になっても大切にしてくださいね」というお祝いの言葉が、そして女子児童からは「私は幼稚部で学んだ英語を、小学校でもっと学びたいと思いました。私には絵本作家になるという夢があり、その夢に向かって頑張っています。もし困ったことがあったら、いつでも私たちに言ってくださいね。一緒に楽しい学園生活を送りましょう」と卒園生に語りかけました。

そして今年も卒園生による「卒園のことば」ではなく、事前に撮影された映像がスクリーンに映し出されました。子供たち一人ひとりが、3年間の毎日の中で楽しかったことや頑張ったことを語っていきます。そして最後に全員で「お父さん、お母さん、毎日お弁当を作ってくれてありがとう。送り迎え、ありがとう。1年生になっても頑張ります!」というメッセージが流れ、この日一番の大きな拍手が会場を包み込みました。

その後、学園長から卒業証書が授与されました。名前を呼ばれるとステージ中央で大きな声で返事をし、学園長から卒業証書を手渡されます。「ありがとうございます」と元気な声で返事をして席に戻る姿は、誰もがとても堂々としていました。

卒園式を終え、一列になって会場を後にする卒園生に、温かな拍手が送られます。4月になれば、小学校1年生です。新たな思い出を作る楽しい毎日が、子供たちを待っています。

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