ご家族や年中・年長の園児に見守られる温かな雰囲気の中で、幼稚部入園式が開催されました。
4月6日（木）、幼稚部の入園式がUniversity Concert Hall 2016内のMarbleにて行われました。
年中組・年長組も参加して行われる幼稚部入園式。お兄さん・お姉さんも新しいお友だちが増えることに待ちきれない様子です。
そして新入園児の紹介が行われました。担任の先生から名前を呼ばれると、お父さんやお母さんに手を引かれながらステージの中央へ進み、「はい！」と返事をします。少し緊張気味の親御さんが多い中、多くの子どもたちが元気いっぱいに手を挙げて返事をする様子が印象的でした。
新入園児紹介に続いて、小原芳明学園長からのお祝いのことばがありました。
「幼稚部に入園する皆さん、今日はおめでとう。今日から皆さんは玉川っ子です。玉川っ子にはきれいな心、よい頭、つよい体の三つの約束があります。これから新しい生活が始まります。玉川っ子同士、仲良くしてください。そして言葉も覚えます。歌や英語も習います。元気に走り、泳ぎます。この玉川っ子の三つの約束を、しっかり覚えておいてください」と新入園児に語りかけた小原学園長。そして保護者の皆さんに対して「今日から団体行動が始まります。彼らは初めて見るものに対して、好奇心でいっぱいです。そして出会いがこの丘にあり、それは子どもたちにとっての楽しみです。どうぞ子ども楽しみを親子で共有してください。親子のかかわりを通じて、子どもたちは社会性を身に付けます。子どもたちの成長と共に、親の教育責任も大きくなります。どうぞ親としての責任を認識してください」とメッセージを送りました。
そして幼稚部を卒園し、現在はPrimary Program Divisionで学んでいる5年生からのお祝いのことばもありました。
「僕たちも7年前、皆さんのように幼稚部に入園しました。春は丘めぐり、夏はプール遊び、秋は経塚山で木の実拾い、冬は雪遊びと、季節ごとにいろいろな遊びをし、とても楽しかったです。皆さんも、この玉川学園でいっぱい楽しんでくださいね（5年・男子児童）」。
「私の幼稚部での思い出は、毎日お友だちとファッションショーをしたことです。他にも砂場でどろんこになりながらおままごとをしたり、絵の具で色水を作ったりと、自分でイメージした世界を自由に作り出して遊んでいました。毎日幼稚部へ行くのが楽しくて仕方ありませんでした。皆さんも楽しい思い出をたくさん作ってください（5年・女子児童）」。
最後に全員で起立して校歌を斉唱し、入園式は終了しました。小原学園長のスピーチにもある通り、初めての団体生活が始まります。そしてそれは、これから大学まで続く長い学校生活のスタートでもあります。まずは幼稚部での日々を楽しみ、毎日元気に登園すること。保護者の皆さんだけでなく、玉川学園の教職員も、皆さんの成長を楽しみにしています。
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