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4年間の学生生活で描く、一画多い「夢」。大学入学式が行われ、約1,600名が新たな玉川大学生に。

2023.04.28

玉川大学の入学式が、本年度も4月2日(日)・3(月)の2日間で行われました。感染症対策として、両日とも午前と午後を使い計4回に分けることで密な状態を回避。どの回も保護者の皆さんをお招きしての開催となりました。

式は卒業生であり、東京オリンピック2020やプロ野球ドラフト会議などの司会をされた関野浩之氏(今年度から芸術学部非常勤講師に就任)が担当。全員が起立し、新入生による国歌斉唱で始まりました。そして入学生の紹介があり、入学生代表による宣誓が行われました。「私たち新入生一同は玉川大学の建学の精神をよく理解し、自分自身の成すべき義務を自覚し、絶えず自己研鑽に努めます。また、玉川学園の上級生として園児児童生徒のよき手本となるよう、常に良識を持って行動し、学生の本分を全うすることをここに誓います」と宣誓書を読み上げた後、小原芳明学長に手渡し、しっかりと握手を交わしました。

入学生宣誓を受け、小原学長からの訓辞がありました。「今日から玉川の丘で大学生活を始める皆さんを歓迎します」とお祝いのことばを述べた後、玉川大学における教育の指針であるIDEALS※や、昨今注目を集めているChatGPTについて触れながら、それぞれの学部の入学生にメッセージを送りました。
教育学部の入学生に対してはChatGPTの是非について触れると同時に、COVID-19とDXがもたらす新しい教育システムに関心を持ってもらいたいと語りました。そして文学部の入学生には世界と伍するためや「外国語としての国語」を指導する国語教員に求められる英語力について言及。経営学部の新入生に対してはInternational Perspectiveの観点からより世界に目を向け、各国の政治体制についても学ぶことを薦める一方で、観光学部の新入生に対しては国内にある「日本の光」に目を向けることの重要性を説きました。またリベラルアーツ学部と工学部の新入生には失敗を恐れないAdventureの気概を持つ重要性に触れ、Environmentの観点からスマートキャンパス構想へ参加することに期待を寄せました。そして農学部の新入生に対しては目下問題となっている食料安全保障について考え、国際的な視座で農学を考えてほしいと語りました。そして「大学には多くのチャンスがあります。そのチャンスを活かして、それぞれの夢に向かって歩んでいってください。今日は入学おめでとう」と、訓辞を結びました。

小原学長の訓辞に続き佐藤敏明学友会長による祝辞と、大地真琴父母会長による挨拶がありました。
「皆さんが学び始める玉川大学では、新時代の全人教育を支えるESTEAM教育が進められています。これは全人教育の大きな変化だと思います。自らの目標を定めて、玉川の合言葉である夢の実現に向かって実り多い学生生活を送られますよう祈っております」と佐藤氏、そして大地氏も「コロナ禍での進路選択、受験はさぞ大変だったかと思います。この玉川大学で学びどんな分野に進むのか、4年後の自分を想像してみてください。その姿に向かって大学生活を邁進してくれることが、私たち父母の喜びです」と、実りある4年間に期待を寄せました。

最後に皆で起立して校歌を斉唱し、入学式は終了しました。奏楽に見送られて会場を後にする新入生一人ひとりに、温かな拍手が送られます。こうして本年度も1,600名を超える、新たな玉川大学の学生が誕生しました。翌週からは、大学での学びが始まります。一人ひとりが自分なりの夢を持ち、4年間の学びをデザインできる点が大学の特徴です。それぞれがこのキャンパスで、一画多い「夢」を描くことを期待しています。

※IDEALS
I…International Perspective 国際的見地
D…Democracy 民主主義
E…Environment 自然の尊重
A…Adventure リスクを恐れない開拓者
L…Leadership 先取の気概と行動力
S…Service 利他の精神、社会貢献

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