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親と子と先生が共に取り組むPrimary Division運動会が開催されました。

2023.06.08

玉川学園では幼稚園児から大学生までが一堂に会して行う秋の体育祭だけでなく、幼稚部と小学1~5年生で構成されるPrimary Divisionでは、毎年春に運動会を開催しています。
本年度で66回目の開催となる「親と子と先生の運動会」はその名の通り、玉川学園が大切にしている教育の三位一体を具現化した運動会です。児童たちと先生方は新しい学年やクラスになって間もないなかこの日のために練習を重ね、一丸となって取り組んできた成果を発揮する場です。保護者の皆さんにとっては、子どもたちの成長を見る機会でもありますが、競技に参加する場面もあり親子が運動会の“体験”を共有できる形をとっています。そして、帰宅途中やその日の夜に「運動会楽しかったね」「頑張ったね」と同じ体験を共有したからこそできるコミュニケーションが生まれる、そんな運動会が伝統的に行われています。

開会式では、児童の司会のもとで進行していき、Primary Division教育部長の野瀬先生からのお話がありました。「『我々の競争相手は、無限大の青空、確固不動の大地。しっかり頑張りましょう』。これは学園長先生が、体育祭の際にお話しされる言葉です。この大空の下で、そして今みんなが立っている広い大地の上で、敵も味方もこだわることなく、全力で体を動かして楽しんでください、小原先生の想いが込められた言葉です。今日は赤組を白組も自分の持っている力を最大限発揮してくださいね。皆さん頑張りましょう」。
この野瀬先生のお話の後、5年生の男子児童による選手宣誓があり、いよいよ運動会のスタートです。
かけっこ、ボール運びリレー、みんな仲良し、玉入れ、綱奪い、選抜リレー、綱引きの各競技をご紹介します。

かけっこ

学年に応じた距離で競います。スタートからゴールまで一生懸命に走り、自分たちの力を発揮。さらに各レースから1位・2位のメンバーを集めた決勝レースも行われ、学年上位者を決めました。また幼稚部からも年長組の園児たちが参加。広いグランドで思いっきり走る姿が印象的でした。

ボール運びリレー

3-5年生が出場。2人一組となり、2本の棒でボールを挟んで運びバトンタッチするリレーです。いかに落とさずに進めることができるかがポイントです。ドッジボール・65cmの中玉、95cmの大玉とレースが進むにつれ玉も大きくなり扱いが難しくなります。ボールが転がってしまったり、バトンタッチがうまくいかなかった場面もありましたが、それでも負けじと真剣に取り組む姿が印象的でした。

みんな仲良し

幼稚部年長の園児がフラフープの輪をくぐったり、ソフト跳び箱を歩いて超えたりと障害物をクリアしながら、ゴールを目指します。それぞれの障害物には5年生が待機してしっかりサポートします。大きなグラウンドでお兄さんやお姉さんたちと一緒に行った運動会は、きっと来年からの小学校生活への期待感も膨らんだことでしょう。

玉入れ

学年が上がるにつれて籠が高くなっていきます。その籠をめがけて玉が飛び交う様子はまさに運動会の風物詩です。今年も幼稚部年長園児・1・2年の児童、その保護者それぞれが競技を実施。競技後に籠から玉を放り投げて数え、その結果に一堂大盛り上がりでした。

綱奪い

短めの綱を赤組・白組で奪い合い、より多くの綱を奪った組が勝ちとなります。1-5年生児童、そして保護者の皆さんがそれぞれ競い合います。多くの人が接触することからコロナ禍での運動会では行われていませんでしたが、久しぶりに競技として復活しました。児童たちも、保護者の方々も最後まで何とか自陣に持ち込もうと力いっぱい引っ張り合っていたのが印象的でした。

選抜リレー

赤組からは赤とピンク、白組からは白と青の2チームを構成し、1年生から5年生までの男女各2名、合計20名で競うリレーです。グラウンドを一周する毎に学年が上がるので、徐々に身体も大きく、そして速度も上がっていきます。運動会の終盤ということもあり、グラウンドからは常に応援の声が響いていました。

綱引き

最後の競技は、1-5年の児童・その保護者で行う大綱を使った綱引きです。姿勢を落とし、力を合わせて綱を引っ張る児童たち。先生たちも大きな掛け声で子供たちを鼓舞していました。

閉会式では野瀬先生から優勝チームの発表があり、昨年に引き続き赤組の優勝となりました。飛び上がったり万歳をしたりして喜ぶ赤組の児童たち。白組の児童は落胆しながらも、勝った赤組の児童に向けて拍手を送ります。野瀬先生も赤組の勝利を称えると同時に、白組児童たちに向けて、全力で取り組んだ姿勢を高く評価しました。
久々に親と子と先生で楽しめたPrimary Division運動会は、競い合い、称え合う姿勢、自分たちで会を運営する姿勢など玉川らしいシーンを多く見ることができた運動会でした。

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