玉川学園6-12年生の成果発表の場「玉川学園展 ペガサス祭」開催。
3月1日(金)・2日(土)、玉川学園展ペガサス祭が開催されました。自由研究の発表、授業での特色ある取り組み、委員会の活動ぶり、クラブでの活躍の様子など、6-12年生の生徒たちが積み重ねてきた成果を発表する場です。




今年度のテーマは、「KAKERO!」。Secondary Program DivisionとIB Programs Divisionのディヴィジョン間や、先輩後輩間に橋を「架けろ」。ペガサス祭というイベントの名前の由来でもあるペガサスのように空を「翔けろ」。そして、ペガサス祭と学園展に向けて全⼒を「懸けろ」。それぞれの⽬標に向かって「駆けろ」。様々な「KAKERO」を込めたテーマのもと、生徒たちはそれぞれの個性と創造性を発揮しました。
単に個々の成果を足し合わせるのではなく、互いの力を掛け合わせることによって、より大きな成功を生み出すことをイメージしています。⽣徒⼀⼈⼀⼈が⾃⾝にあった「KAKERO」を持ってペガサス祭に積極的に参加してほしいという願いも込めて、⾃由度の⾼いローマ字表記を採用したそうです。さらに、「KAKERU」ではなくあえて「KAKERO」という力強い響きで印象付けました。
K-12中央校舎にはペガサスの羽根をモチーフにしたモニュメントを設置。アトリウムでは自分の夢や今年頑張ったこと、学園展やペガサス祭への思いなどを自由に「書ける」参加型の装飾が出迎えました。



自由研究やクラブの展示では、一つのテーマを深く掘り下げ熱意を込めて取り組んだ成果が伝わってきました。学園展の特徴は、展示発表や演奏や演技発表はもちろんのこと、口述発表の場があることです。自分の研究テーマについてプレゼンテーションを行い、研究の成果だけでなく、課題や今後の展望、研究への情熱が伝わり「懸けろ」という想いを強く感じました。








例えば、サンゴ研究部では、白化したサンゴの利活用を研究しており、町田焙煎珈琲株式会社と連携しサンゴで焙煎したコーヒーを販売したほか、ARTLABとの連携で学内の間伐材を使ったマドラーを販売するなどの展開がありました。また、今シーズンからJ1に昇格したFC町田ゼルビアも、サッカー体験ブースの実施やゼルビーが会場を盛り上げるなど、様々なコラボレーションも見えました。



得意なことや好きなことを深め、自身の強みに昇華していく。そして、様々な興味に目を輝かせ「次はコレだ!」と意欲的にアンテナを高く張り続ける児童・生徒の姿は、まるで未来へと希望の翼を広げ、天高く翔けるペガサスのようでした








ここまで盛況を収めたのは、ひとえに実行委員たちの尽力があったからです。東山校舎実行委員長、中央校舎実行委員長・IB実行委員長の3人のリーダーを中心に、総務・資材・広報・装飾・労作・放送・フェスタ・ステージ・開閉会式・教室展示・自由研究の各課が実務を担当。約1年をかけて準備に奔走し、一丸となって「駆け抜けた」学園展ペガサス祭となりました。