玉川大学・玉川学園Webサイト
IEサポート終了のお知らせ

玉川大学・玉川学園webサイトTOPページリニューアルに伴い、Microsoft 社の Internet Explorer(以下、IE)のサポートを終了いたしました。本学園が運営するサイトをIEで閲覧した場合正しく表示されない恐れがございます。
皆様にはご不便をおかけしますが、別のブラウザを利用しての閲覧をお願いいたします。

誰かを思う気持ちを込めて、一画多い「夢」を描ける人に。玉川大学入学式が行われ、新入生たちが決意を新たにしました。

2024.04.19

4月になり、玉川学園でも多くの新入生を迎える行事が始まりました。4月2日(火)には玉川大学の入学式が大体育館で行われ、多くの玉川っ子が誕生しました。昨年までは感染症対策として2日間、計4回に分けて行われていた入学式ですが、本年度は1日に集約し、午前(農学部・工学部・芸術学部)と午後(文学部・経営学部・教育学部・リベラルアーツ学部・観光学部)の2回に。どちらもご父母の皆さんをお招きしての開催となりました。

式の進行は、卒業生でありプロ野球ドラフト会議の司会などを担当されている、芸術学部の関野浩之先生が行いました。また演奏は玉川大学管弦楽団、合唱は玉川大学合唱団、オルガン演奏は芸術学部の中村岩城教授、そして指揮は芸術学部の野本由紀夫教授が担当。オール玉川で新入生を迎えました。そして式は全員での国歌斉唱で始まり、入学生による宣誓では「私たち新入生一同は玉川大学の建学の精神をよく理解し、あらゆる教育活動に積極的に参加し、厳しい学問研究に励み、自分自身のなすべき義務を自覚し、絶えず自己研鑽に努めます。また玉川学園の上級生として園児・児童・生徒のよき手本となるよう、常に良識を持って行動し、学則並びに学修上、学生生活上のルールを遵守して、学生の本分を全うすることをここに誓います」と、代表者が宣誓書を力強く読み上げました。

そして、前日学長に就任したばかりの小原一仁学長による訓辞がありました。「これから皆さんは大学生として自分自身に責任を持ち、自分の頭でよく考え、目標を定め、それに向かって自分の足でしっかりと歩んでいく日々が始まります」と新入生に伝えた後、「真・善・美・聖・健・富」という全人教育の6つの価値について触れた小原学長。その上で、学生に一つでも多くの夢を持ってほしいという願いから創立者・小原國芳が好んで書いた一画多い「夢」についても触れました。「國芳は、目標やその先の夢に優劣があるとは思っていませんでした。町工場の職人も、大企業の技術者も、國芳にとっては皆同じ価値ある目標や夢を持った人たちだったのです。一画多い『夢』には、皆さんにより大きな夢を持ってもらいたいだけでなく、それらが自分以外の誰かを思う気持ちから生まれた夢であってほしいという願いが込められているのではないでしょうか。皆さんが自分の夢にも一画書き足せるよう、玉川大学はその力を育む場所であり続けたいと思います」と、小原学長は新入生たちにメッセージを送りました。



小原学長の訓辞に続き、佐藤敏明学友会長による祝辞と、野崎衛父母会長による挨拶がありました。「5年後の学園創立100周年に向け、校舎の改築が進み、旧来の卒業生にとって少し寂しい気持ちになることは否めません。しかし変化は進化です。現在玉川大学が取り組むESTEAM教育は、高速で進化する未来に対し、学問の領域から挑戦し進化している姿でもあります」と佐藤会長。「これから皆さんは各学部学科で学修研究をし、専門性を高めることと思います。同時に全人格を育てていくという、この丘での薫陶も受けてもらいたいと思っています。そしてたくさんの挑戦と失敗を繰り返すことができる4年間を手に入れたことに感謝し、活用してもらいたいと思います」と野崎会長。そして二人とも玉川学園のモットーである「人生の最も苦しい いやな 辛い 損な場面を真っ先きに微笑を以て担当せよ」を引用し、新入生たちにエールを送りました。

最後に全員で校歌を合唱し、入学式は終了しました。本年度も1500名を超える新入生が玉川大学の学生となりました。その一人ひとりが自分なりの一画多い「夢」を描き、それを実現できるよう、玉川大学は全力で支えていきます。

シェアする